14/11/09 20:58:07.79 qLaGpFY3
--引用はじまり
ご飯やパンなどの炭水化物の摂取が、長期にわたって少ない人は、多い人よりも死亡率が高まる可能性があるとする調査結果を、厚生労働省の研究班がまとめ、科学誌プロスワンに発表した。 炭水化物の摂取を極力控えるダイエット法に一石を投じる成果として注目される。
--引用終わり
どうも、この記事だけ読むと、
「すわ、低炭水化物ダイエットは体に悪い、だからやめるべきだ。糖質制限はやめて、ご飯やパンをもっと食べよう」
などという、短絡的な結論になりそうです。
しかし、.ほんとうかと疑って、原論文を詳しく読んでみました。こちらが、原論文です。
PLOS ONE: Low-Carbohydrate Diets and All-Cause Mortality: A Systematic Review and Meta-Analysis of Observational Studies
確かに、いくつかのStudyをレビューすると、低炭水化物な食事は、全体の統計上有意に死亡率を上げ、かつ、もともと効くと言われていた心臓疾患系にも、中長期にはあまり意味がなかった、という結論になっています。
しかし、ではなぜ、
「低炭水化物ダイエットは死亡率を上げるのか」
という仮説なのですが、Introductionのところに、その仮説がしっかりと書いてありました。
以下、引用
In fact, low-carbohydrate diets tend to result in reduced intake of fiber and fruits, and increased intake of protein from animal sources, cholesterol and saturated fat, all of which are risk factors for mortality and CVD.
そうなんです。
「低炭水化物」
が悪いのではなく
低炭水化物にした結果、
-「食物繊維」「果物」の摂取が少なくなり
-「動物性タンパク質」「コレステロール」「飽和脂肪酸」が多くなる
ことがリスクなのです。
したがって、低炭水化物ダイエットが体に悪いからといって、たとえば炭水化物を繊維やフィトケミカルの少ない、読売の記事にあるようなご飯やパンなどでばりばり食べても、その人の死亡率はちっとも下がりません。
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