14/01/13 23:35:16.20
>>152
感覚量の中では視覚は良く数値モデル化されている方と言われている。
神経は複雑な演算はすることはできず基本足し算(亢進)と引き算(抑制)の世界
そこに多少非線形性が入る程度で積分量だというのはあっても演算はそれほど難しくない
難しいのが錐体の分光特性が左右非対称系で単純なフィルターでは模倣できないこと。
それとLM錐体は進化の過程で突然変異で分離した双子の遺伝子みたいなもので、
ピーク感度が黄黄緑色と緑黄緑色程度の差しかないため、
フィルターを模倣しても2色を精度高く色分離ができないといった工学的な問題がある。
だから、色分離をよくするためにも極端な波長を選択して短波長青紫、長波長赤
そしてLM錐体の協調で視感度のもっとも高い黄緑色の3色を選択すれば
工学的に都合が良いと判断された