14/04/27 13:47:31.19
>>751
いろいろとありがとうございます。
柏さんの場合はユークリッド化を導入する前に反周期を用いて
フェルミオンの経路積分形式を書いてあり、仰る通り有限温度系
への移行はユークリッド化と同様の事を行えばいいのですが。
(1)Grassmann数を用いた演算の定義は独立してるはず
(2)フェルミオン経路積分(Dirac場)の構築には反周期性は本質的には関係ない(他文献)
(3)柏さんの場合には後のユークリッド化を見込んでの反周期性を取りこみ、後に虚時間にするだけ
だったので、(1)、つまり∫ξdξ=iは(3)の仕込みだと考えたのです。
Grassmann代数の構成には任意性があるので、条件を満たしていればいいだけなので、どこまで(3)に関わっていたのかと。(他の文献とも定義がちょっと違ったので。)
(2)を考えると、得られる形式が虚時間に置き換える一歩手前の有限温度のフェルミオン場経路積分形式なんですよね。