12/07/01 07:04:35.54
>>151
正確に言うと、欧米の連合国側の著作物に関しては、敗戦国側に戦時加算 (約10年5ヶ月) が
適用されるため、著作権が切れるのは著者の死後約60年半後となる
したがって (敗戦国側の) 日本では、アインシュタイン、シュレディンガー、パウリ、フェルミの
著作権はまだ切れていない
一方、欧米各国では戦後著作権が延長され、死後70年となっている国も多いため、国内で
著作権が生きているケースが多く、死後50年経っていても公開されない著作物も多い
ただし、日本国内では外国の著作物も死後60年で著作権が切れると考えていい
でも、翻訳書に関しては、翻訳者の著作権が生きているかどうかも確認する必要がある
たとえば、大正時代に出版された石原純翻訳の 『アインスタイン全集』 (4巻) の場合、日本
国内で著作権が切れるのは2016年6月