14/01/11 01:42:51.01
>>409
なるほど
お前はそこで熱力学を学んだのか
「エネルギーへ帰属する」という表現がすなわち「エネルギーである」となるのかは怪しいような気もするが
別にWikipediaだから間違いだなんて言うつもりはないけど
状況設定を次のようにしたうえで,お前やWikipediaの筆者らはどう考えるのか聞きたい.
温度 T_A の物体 A (内部エネルギー U_A) と温度 T_B の物体 B (内部エネルギー U_B) を接触させたとする.
仕事のやりとりはなく,熱 Q が物体 A から B に流れ,新たな平衡状態 (温度 T,内部エネルギー U) が実現した.
始状態の全系のエネルギーは U_A + U_B であり,終状態の A, B の内部エネルギーはそれぞれ U_A - Q, U_B + Q になる.
(1) 終状態の全系の内部エネルギーは U = (U_A - Q) + (U_B + Q) = U_A + U_B である.始状態と終状態,およびその間の過程で,いつどこに「エネルギー」 Q というものが存在しているのだろうか.
(2) 終状態の部分系 A の内部エネルギーは U_A - Q だが,この -Q は「熱」という(内部エネルギーとは区別可能な)量として存在しているのだろうか.