11/10/12 19:37:48.11
>>27
>「国や家族の命を守るため科学で武器を作るべきだ」と言われたら納得できないだろうか?
こっちに非がないのに、他国が攻めてきたら、「自分や自分の身内を守るため」に防戦しないといけない。
その目的は「敵を殺すこと」ではなくて、やっぱり「自分を守ること」だろ? それは仕方ない。
自国がもっと富むために相手国を搾取するために戦争をするなら、これはもう単なるエゴであって、
弁護のしようもないし、納得もできない。
環境破壊も似たようなとこがある。
原始時代、人間の生存には自然は苛酷であり、それに人為の手を加えることで人間は
暮らしやすい環境を獲得してきた。それは良いことと言って良いと思う。
ただ、昨今は科学が進歩し、生産能力が大幅に高まった。生産することで資源・エネルギーを
消耗し、枯渇の危険性やその他いろんな弊害が出るようになってきた。良かれと思って
やってきたことが度が過ぎてしまい本来の目的とは裏腹に人間の生存を脅かしかねない
状態になってきた。それなら、過剰な生産を見合わせて、ある程度質素な生活に戻し、
環境負荷を減らすべきという考え方になるのは自然だと思う。
あなたが揶揄するように、確かに俺も文明の利器の恩恵にあずかって生きている。しかし、
なるべく減らす努力もしている。自動車は持ってるが最近はほとんど使わない。しかし、
そういった個人的努力よりも社会全体でやり方を見直した方が効率がいいんじゃねぇかなと
思ったりもする。