10/10/10 00:54:28 tgBSF8W6
質点がブラックホールに落ちるとき地平面を通過すると、外から見たら、落ちる前の位置情報を失ったように見える。
そのアナロジーかなんかよく分からんけど、地平面の面積Aに相当するスクリーンの面積Aと言うものが出てきて、
スクリーンと質点の距離をΔx変えるととエントロピーΔS変化すると仮定(?)している。
あとは力Fと仕事、温度Tとエントロピー変化の熱力学の式を持ち出してFΔx=TΔSと結び付けている。
以前にUnruhが出した結果kT∝a(kはボルツマン定数、aは加速度)
を使うとニュートンの運動方程式F=ma が導出出来る。
ただここでΔx=h/2πmcとおいてるのだが、その理由がよくわからん。
hはプランク定数、cは光速ね。
そしてさらにアインシュタインの関係E=Mc^2(ここでMは引っ張る方の質量で巨視的量)と、
さっきの面積Aが4πr^2であることを使うと、万有引力の法則F=GMm/r^2が出る。
このあと論文は巨視的に話を移してガウスの定理に触れ、
ニュートンポテンシャルの一般型からアインシュタイン方程式を導出している。