14/05/20 14:16:41.80 voqbYSku
石頭「そこで何をやっているのかい?」
薬山「何もやっていませんよ。」
石頭「それでは閑坐というものではないか?」
薬山「閑坐でもやっていれば、それで何かやっていることになりますよ。」
薬山のこの答えに対し、石頭は追求の手をゆるめず更に質問する。
石頭「何もやっていないと言うが、そのしないと言うのは一体何だ?」
この質問に対し薬山は「千聖亦不識(いくら大勢の聖人・賢人を集めてもこれは分からない)」と答えた。
鈴木大拙博士は「わからぬわからぬでは埒のあく時がないようだが人間の事は もともと埒のあかぬところが埒のあくところだろう」と解説されている。