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山梨県警は12月16日、女性にわいせつな行為をしたとして、
前・南甲府署長の永田賢一警視(57)
を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。永田警視は同日、依願退職した。
監察課によると、笛吹署の刑事官だった05年1月、山梨県笛吹市の官舎で女性にわいせつな行為をした。
永田警視は不適切な関係は認めたが「犯罪になるような行為はしていない」と話しているという。
当時の笛吹署長と副署長が事実を把握したが、監察課に報告しなかったことも判明。
砂山和明警務部長は「不適切な対応だった」と指摘した。女性は今年10月、強姦致傷容疑で永田警視を県警に告訴した。
県警は12月2日に永田警視を南甲府署長から警務部付に更迭し事実関係を調査。16日に捜査結果を甲府地検に書類送付した。