現代数学の系譜11 ガロア理論を読む11 [転載禁止]©2ch.net at MATH現代数学の系譜11 ガロア理論を読む11 [転載禁止]©2ch.net - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト11:132人目の素数さん 14/12/31 18:27:57.20 5TImW49m >>10 つづき これも、前にも引用したが http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%98%E7%B4%94%E7%BE%A4 有限単純群の歴史 有限群の歴史には二つの潮流がある: 特定の単純群および単純群の族の発見と構成は1820年代のガロアの仕事から1981年のモンスター群の構成までの間に行われた。 そしてその有限群の一覧が完全であるという証明は、19世紀にはじまり、1955年から1983年(完成が最初に宣言された年)の間にもっとも著しく行われた。 しかしそれが一般に終わったと同意されているのは2004年である。 2010年現在、証明とその理解の質を向上させる取り組みが続いている。19世紀の単純群の歴史は(Silvestri 1979)を参照。 12:132人目の素数さん 14/12/31 18:39:25.05 5TImW49m >>11 つづき これも、以前引用したかも? http://www.hit-u.ac.jp/hq/vol019/pdf/hq19_20-21.pdf 数学の美しさと出逢うために (抜粋) 突き詰めた者こそが出逢える「美」の世界 登場から間もない1970年代半ばから、モンスター単純群と整数論における保型関数との関係が注目されていた。 モンスター単純群の元の個数の素因数は15個あるが、この15個が保型関数においてある性質を満たす素数と一致することが、Oggにより指摘された。 その後、Conway and Norton, Monstrous Moonshine,Bulletin of the London Mathematical Society, Vol.11, pp. 308-339, 1979において、 モンスター単純群の既約指標と保型関数との関係に関する、ある種の予想が提出された。 この予想は、ムーンシャイン予想と呼ばれるが、それは、モンスター単純群が作用する無限次元の加群の存在を示唆するものであった。 そのような加群は、Frenkel、Lepowsky、Meurmanにより、1988年に頂点作用素代数を用いて構成された。 さらに、Borcherds,Monstrous moonshine and monstrous Lie superalgebras,Inventiones Mathematicae, Vol.109, pp. 405-444, 1992により、ムーンシャイン予想は証明された。 千葉大学の自然科学系総合研究棟1階にある「サイエンスプロムナード」に、モンスター単純群の元の個数を刻んだモニュメントがあるが、 これを提案した千葉大学の先生によると「人類が到達した意味のある数字のうち最も大きいもの」とのことである。 モンスター単純群は、およそ8×1053個の元からなる群である。 このような巨大な集合が、調和のとれた世界を構成している様は、壮観である。 「モンスター単純群は、ひとつの宇宙のようなものだ」と言った数学者がいるが、まさに至言であろう。 Oggにしても、自分自身の研究で2、3、5、7、11、13、17、19、23、29、31、41、47、59、71という15個の素数に出会っていたからこそ、 モンスター単純群の元の個数の素因数を見て、背後に何かあると直感したのである。 その背景がなければ、素因数分解を見ても何も感じ取れなかったであろう。 数学は美しいといわれるが、美しさを感じるには、それなりのバックグラウンドが必要なようである。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch