現代数学の系譜11 ガロア理論を読む9at MATH
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む9 - 暇つぶし2ch85:132人目の素数さん
14/08/23 18:28:56.32
>>36 つづき 狸さんのおかげで連投規定をクリアーしたので先に進む

>より一般化した群について、群が成立する条件を満たす場合
>どんなことに役立つの?
>wikiには物理の標準理論とか、音楽の音階?五度圏とか書いてあるけど
>どうつながるのかわからん

"そうやって、群や体や環という現代数学につながる概念を整備してみると
「ガロア理論とは体の性質を群の性質を用いて理解する理論」という視点が生まれた ">>68

ってところまでは良いかな?

"要するに、5次方程式の場合は、置換群Sn(n=5)を理解すれば良い
じゃ、その考えは、いろいろなところに応用できるじゃないかと、当時の数学者たちは考えた"

その代表例が、エルランゲン・プログラム >>71
クラインはこの中で、幾何学を集合に対する変換群の作用によって分類し、その中で出てくる不変量(不変式)を扱うものだと定義した。
現代の幾何学も、本質的な考えはエルランゲン・プログラムの発展系であると考えてよい。

現代の幾何学と群は、切り離せない。というか、もし現代の幾何学から、群という概念に関連する部分を抜いたら、ほとんど何も残らない。そう言えるだろう
そして、現代数学では幾何学は代数学や解析学などの数学全般に広範囲に浸透している>>83
図形や空間の直感的把握やそのような思考法は先端分野の研究においても重要性を失っていない>>83


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch