14/09/15 10:59:15.25
>>491 つづき どうもです スレ主です。
吉田輝義(下記)も、過去に紹介しているが
URLリンク(www.dpmms.cam.ac.uk)
筑波大学附属駒場中高等学校,20111220 現代数学のめざすもの|ガロア理論,整数論とその周辺から
吉田輝義
これも過去ログにあるが、ご参考
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
ガロア理論 - 青空学園だより 20110805
(抜粋)
雑誌『現代思想』4月号が「ガロアの思考」を特集している.ガロア生誕200年を記念してのものである.
そのなかで吉田輝義氏の「ガロア理論の基本定理」にいたく感動した.
ガロア理論については思い出がある.エム・ポストニコフの『ガロアの理論』(1964年4月25日,東京図書出版発行) 大学に入ったらこの本を読もうと,それを励みに受験勉強した.
それで1回生の夏にようやくの思いで『ガロアの理論』を読んだのだ.
ところが,これが読めてしまうのだ.何も難しいことはない.あれだけ憧れていたガロア理論が読めてしまうのだ.
基本定理も当たり前のように記述されている.P47~P48にはガロア対応の意義が書かれてはいるが,それを深くつかむことが出来ていなかった.
そして思った.一体ガロアの理論とは何なんだ.何がそれまでの数学からの飛躍であり,何が新しいのだ.それがわからなかった.
ガロア理論は理解出来た.しかし納得は出来なかった.
今回,吉田輝義氏の「ガロア理論の基本定理」を読んで,若いころの自分の思いを整理することが出来た.
また論考の中の基本定理の証明にも,あのときこのようなことを自分でするべきだったという悔恨とともに,心を動かされた.
内容は各自読んでもらいたい.
今から思えば,あのとき,19歳の夏にガロア理論を読んであのように思ったのなら,ガロア理論がどのような公理的前提のもとに示されるのかとか,
5次方程式の根の公式の不存在の証明に何が用いられるのかとか,その根幹の定理は何かとか,自分でガロア理論を再構成しなければならなかったのだ.
つまりガロア理論の構造認識である.それをしなかった,あるいはそのような問題意識は持ちえなかった.
これらのことをいろいろ思い起こし考える機会となった若い吉田氏の論考に感謝する.