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4次元 微分ポアンカレ予想も残された大問題
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2013-07-14
ペレルマンが彼の専門分野である微分幾何学や、数学では全く使わない物理学の概念や手法を駆使して証明した
3次元多様体に対して、リッチ流を考えてリーマン計量を変形することにより、3次元多様体を標準的なものに分解し、それぞれの部分が幾何構造をもつようにできるという研究が、ハミルトンやペレルマンによってなされた。
【1】ポアンカレ
1895年、ポアンカレは論文の中で誤った定理
「3次元球面(4次元球の表面)
a^2+b^2+c^2+d^2=1 (a,b,c,dは実数)
はホモロジー群の計算から特徴づけられる」を発表した。
1898年、ポアンカレはこの誤りに気づき,3次元球面と同じホモロジー群をもつが、それとは基本群の異なる3次元多様体
x^2+y^3+z^5=0, |x|^2+|y|^2+|z|^2=1 (x,y,zは複素数)
を構成してみせた。
そして、1904年「任意の単連結な3次元閉多様体は3次元球面に同相か?」という問いを残した。
これが有名な(3次元)ポアンカレ予想である。
(つづく)