14/08/31 21:24:34.78
>>163 まとめつづき
EPRパラドックスについての、私の感想は
1.量子力学の量子もつれ状態が局所性を(ある意味)破るので、相対性理論と両立しないのではないかというEPRパラドックスの問題提起自身は、正しく意味があるものだった
2.しかし、EPR3人の意図とは逆に、実験事実はEPR相関を支持しており、”量子力学の量子もつれ状態が局所性を(ある意味)破る”量子テレポーテーションの成立が正しかった
3.が、そのことは、アインシュタインの天才とその能力に対する評価を下げるものではないと考える。
”The EPR paradox has deepened our understanding of quantum mechanics・・”なのだから
また、EPR paradoxの提唱が、量子テレポーテーションの発見につながったのだから
4.数学で言えば、仮にリーマン予想に反例があってそれが否定されたとしても、リーマンの天才とリーマン予想が数学の発展に与えた影響に対する評価は、いささかも価値を減じるものではないだろう