14/08/23 23:47:55.78
>>106 つづき 狸さんのおかげで連投規定をクリアーしたので先に進む
いまでは群論は物理への適用は当たり前だが
歴史はこんな感じ
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量子力学の歴史 (オヤオヤ文庫):
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7章:60年代の試行錯誤 ~強い力と弱い力への肉薄
1961 ゲルマン,グラショウ
論文「ベクトル粒子のゲージ理論」[15]:群論への注目
ヤン-ミルズ理論で記述されている粒子の集合が,特定の型の群の生成元に対応すること
カルタンの群,ユニタリ(U),特殊ユニタリ(SU)がゲージ場に対応する
逆に,仮想粒子のカルタン型群をつくると,ヤン-ミルズ場が存在する。
1961 ゲルマン、ネーマン
ハドロンSU(3)模型/八道説。(発見者に坂田grの山口を加える場合がある)
SU(3)の8次元表現(八重項)に、8個の重粒子(N(n,p)、Λ(0)、Σ(+0-)、Ξ(0-))と、
8個の擬スカラー中間子(K(0-)、η(0)、π(-0+)、 ̄K(0-))を対応させる。
また10次元表現(十重項)に、N*、Y*、Ξ*、Ωがこの後最終的に揃う。
:「素粒子の動物園」状態の整理・収束へ
SU(3):元の2つが同じで計8つ(U(3)なら9つ)
●八道説の注意[立川]
八道説を歴史的に見ると、クォーク理論への前段階に見えるが、ゲルマンが八道説を立てた
この時期、彼の頭の中には、ブーツストラップ理論や、S行列理論があり、八道説の背後に、
構成要素としての何者かがあるという確信には、至っていなかったようである。[104]