14/08/15 17:47:35.73
>>179 そうそう,(複)素数ゆえに...って,んなわけねーだろ!
ってか,ネタか?・・・って思ったんだけどまー・・・
数について確認する.
【自然数】 1,2,3,4,5...
【整数】 ・・・-2,-1,0,1,2,3・・・
この中で,<1より大きい整数>が<1とその数以外に約数を持たない>とき,
その数を【素数】と呼ぶ.例えば,
3の約数は1,3だけだから素数であり,6の約数は1,2,3,6だから素数ではない.
ちなみに素数を小さいものから並べると2,3,5.7,11・・・となる.
このとき,整数の特別な場合に自然数があることを確認しておこう.
次に,数直線を考えたとき,この数直線上の数全てを,【実数】という.
例えば,0,1,2/3,7/10,√3,√5,πとか.実数の特別な場合に整数があるのがわかると思う.
さて,a,bを実数とする.i=√(-1) <i^2=-1となる>として,a+biの形に表される数を【複素数】という.
ちなみに,aを実部(実数部分),bを虚部(虚数部分),iを虚数単位という.
もちろんb=0のときa+bi=aとなるので実数そのものになるのがわかるだろう.つまり,
複素数の特別な場合が実数である.
だから,複素数を考えるとb≠0のときが重要になる.この数のことを【虚数】というのである.
<ちなみに,素数は実数であり,虚数は実数ではないから,別物だ.>
とくに,a=0のとき,a+bi=biとなるが,これを純虚数という.
ってことで,『素数』と『複素数』は名前が似てるだけでほぼ関係ない物である.ただ,全く耳にしないが,
素数は複素数の特別な場合である・・・っと確かに,一応は,言える....ほぼ言わないが....