14/11/20 00:13:51.11
>>473
17÷5 は 17 を 5 で割った商であり、
この結果は特に断りのない限り実数の(つまり整数以外の数を含む)範囲で表される。
何故こんな規約があるかといえば、その方が便利な場合があるからとしか言えない。
たとえば逆の例を挙げると、
一般に通用してるプログラミング言語だと 17/5 も 23/7 も結果は 3 になり、
「二つの商が互いに等しい」という命題は真になる。
なぜなら 17 も 5 も(同じく 23 も 7 も)整数と解釈されるので、17/5 は「整数の」割り算として処理されるから。
この問題を回避するには 17, 5, 23, 7 を実数に変換(キャスト)する必要があって、
実数として 17 か 5 のいずれかが表現されている場合、割り算は実数の範囲で行われ、
17 と 5 は必要ならば割り算を行う前に整数表現から実数表現に「格上げ」される。
このことは数学的な問題ではなく、それを運用するための約束事に過ぎないので、
割り算を定義する人は他の方式を取ることもできる(たとえば実数を整数に「格上げ」する)。