14/10/11 03:58:57.96
>>353
まず縦横の軸の単位が適切でない場合には、数式でイメージしたものとグラフが異なるような状況が出てくる。
>>353 のグラフは横軸の目盛りの大きさが縦軸の目盛りの 2 倍ほどになっていて、横軸方向に元の曲線を拡大したような格好になっている。
この手のグラフで注意しなくちゃいけないのは、横軸縦軸の目盛りが x, y に対応してるんじゃなくて、
x, y の関数に対応している場合があるということ。
上の例では、f(x) = 2x という関数があって、曲線の見た目は y = 2/z を z-y グラフに書いたものに一致するんだけど、
f(x)-y のグラフで f(x) = 10 と書くべきところを x = 5 として x-y のグラフに直している。
これは定数倍だけど、もちろん、f(x) = xx とか f(x) = √x とかという置き換えもあり得る。
この手の置き換えは、やってみて曲線の形が直線に近くなるようなものを使うと便利なんだけど(片対数とか両対数のグラフは頻繁に使われる)、
「どんな置き換えをしたか」が分かりづらかったりすると、途端に誤解を招く原因になる。
酷い例だと、√x か何かで横軸の目盛りを書いておいて、横軸を x でプロットしたと言い張ったりする。