現代数学の系譜11 ガロア理論を読む8at MATH現代数学の系譜11 ガロア理論を読む8 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト221:132人目の素数さん 13/05/09 21:25:52.77 >>217 >多項式版ABC定理の本質 2次正則行列でABC定理(or 予想)の類似を考えるとどうなるのか考察 してみましょう。多項式版と本質的に何が異なるのでしょう? 222:あぼーん あぼーん あぼーん 223:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 13/05/09 22:30:14.15 >>221 いみふ もう少しくわすく 224:あぼーん あぼーん あぼーん 225:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 13/05/18 09:51:58.27 前スレより http://desktop2ch.tv/math/1349469460/ 431 2013/03/03(日) ガロア理論とは? 自分の理解を簡単に書いておこう 1.まずガロア分解式(リゾルベント) V=Aa+Bb+Cc+・・・ a,b,c・・・は、(重根を持たない)で問題の方程式の根、係数A,B,C・・・は根の置換で異なる値をとるように定める(前スレ283) http://uni.2ch.net/test/read.cgi/math/1342356874/283 2.ガロア分解式Vにラグランジュ分解式の論法(根の置換)を適用する(ラグランジュ分解式については下記参照) http://d.hatena.ne.jp/lemniscus/20120527/1338129004 <[数学]ガロア理論と方程式 | [数学][反復]反復的集合観と公理...>2012-05-27方程式からガロア理論 http://www5a.biglobe.ne.jp/~tenti/member/m22_kubo/%90%94%82%C6%90%7D%8C%6047.pdf 伊那 闊歩 方程式の大海にて 3.ガロア分解式を通じて、ガロアは方程式の群を導入する。(ラグランジュ分解式の論法で、具体的な式の変形の工夫はすべて、根の置換によって取る分解式の値の数の問題に移される) 4.方程式の代数的解法とは?:式の係数のべき根と1のべき根とを用いて根を表すこと→式の係数のべき根の添加によって数体を拡大し、方程式の根を添加した数体に到達できるか? 5.ここで、式の係数のべき根の添加によって得られる数体の拡大が問題となる。→式の係数のべき根の添加による数体の拡大とは?→1のべき根添加を前提として、それは巡回拡大となり巡回群で特徴づけられる 6.すなわち、方程式の係数を有理数体として、巡回拡大により方程式の根を添加した数体に到達できるか?という問題に帰着できる 7.方程式の根を添加した数体は、一般の方程式では対称群Snとなる。対称群Snは、n>=5の場合に正規部分群として交代群Anを含み、n>=5の場合にAnは単純群になるので、巡回拡大では一般の方程式は解けないことが分かる 補足 ガロア分解式を使わずに、体の自己同型写像を使って群を導くのが、デデキントやアルティンの流儀で現代数学の主流(上記はガロアの原論文によるものだが、オリジナルな発想を知る上では重要だと思う) 式の係数のべき根の添加が、1のべき根添加を前提として、それは巡回拡大となり巡回群で特徴づけられるということは、ガウスは明確に意識していた。また、アーベルも分かっていた。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch