14/04/14 04:57:35.58
そもそも何のつもりMUパズルなんか持ちだしたのかわからん。
持ちだした本人には何らかの意図があったはずなんだが。
727:132人目の素数さん
14/04/14 12:10:18.91
>>726
>>722の言う通りに典型的で簡単な例として出したんじゃない?
728:132人目の素数さん
14/04/14 12:44:26.40
>>727
何の例なんだ?
数理論理学や証明論との関係が見えないのだが。
729:132人目の素数さん
14/04/14 13:05:07.30
証明論の例だろ
730:132人目の素数さん
14/04/14 13:25:22.21
>>729
証明論について根本的な誤解をしてるようだね。
入門書でも読めばいいんじゃねーの。
731:132人目の素数さん
14/04/14 14:37:52.38
>>730
俺の持ってる入門書ではMUパズルと同じような議論してるぞ。
証明図のdegreeとかrankとか。
どう根本的な誤解なんだよ?
732:132人目の素数さん
14/04/14 20:21:27.10
このパズルみたいな簡単な不変量じゃないし
厳密にいえば不変量でもないけど、
subformula propertyとかcut除去とかは式の複雑さが
単調に増加していくということだから、似た空気ではあるよね。
逆に順序数の単調減少な量を定義するというのもよくあるテクニック。
ただ証明論についてあまり詳しくないから
「同じような議論」とまで言えるかどうかは分からんけど。
733:132人目の素数さん
14/04/14 20:28:28.51
>>732
> subformula propertyとかcut除去とかは式の複雑さが
> 単調に増加していくということだから
cut除去ではcut論理式の複雑さを減らしていくことで
cut除去プロセスの停止性を保証するのでは??
734:132人目の素数さん
14/04/14 20:45:54.28
根本的に誤解してるポイントが何なのか明らかにしてよ>>730
735:132人目の素数さん
14/04/14 23:12:15.51
結局は算術、そして結局は帰納法。
そこまで言っちゃえば「同じような議論」。
>>730の意図はわからないけど。
発端の>>711と>>715と合わせて全体の意図がよくわからない。
736:132人目の素数さん
14/04/15 09:37:55.37
>>735
> そこまで言っちゃえば「同じような議論」。
そうなんだよな。そこまで言っちゃえば、数学も証明論もMUパズルも全部一緒。
737:132人目の素数さん
14/04/15 23:28:15.17
Pour-El=Kripkeの定理って驚愕の定理みたいに書いてあることあるけど、
扱ってるのが本質的に可算で無原子的なブール代数であることを考えると
ブール代数として同型になるというのは
当時から良く知られていた事実のはずでどこが驚きどころなのか分からん
どっちかというとどういうときに成り立たないかの方が数学的には興味ある内容だと思う
738:科学史・科学哲学
14/04/19 05:12:52.35
非常にばかばかしい質問かもしれませんが、お答えください。
数学基礎論・数理論理学で博士号を取るためには、数学基礎論・数理論理学以外の数学をどの程度知る必要があるのでしょうか?
たとえば経済学ならば、経済史で博士号を取ろうと思えば理論経済学の知識は(むろん必要ではありますが)それほど深くは要求されません。
数学基礎論・数理論理学もそのような特殊な分野でしょうか?
数学基礎論・数理論理学で博士号を取る場合に必要とされる他分野の知識は、
修士なみ
学士なみ
学部教養なみ
学部入試なみ
これのどれくらいにあたるかおしえてください。
739:132人目の素数さん
14/04/19 08:23:03.34
扱っている内容によるし分野による。
たとえば証明論や非古典論理とかをやるなら現代数学より
計算機科学とかの知識の方が役に立つかもしれません。
数学史を研究するときに現代数学の知識が要らないのとは違って
厚生経済学を学ぶのにマクロ経済学の知識があまり要らない
(のかどうか知りませんが)というような感じに近いと思います。
740:132人目の素数さん
14/04/19 09:18:48.60
証明論も非古典も数学使うよ
計算機の側がそれらを道具として使うだけで
どっちも学部程度の数学知らないと研究できない
(見かけは数学を使ってないように見えるだろうけど
741:132人目の素数さん
14/04/19 13:16:38.26
学部程度の数学っていうか、帰納法だけでやっていけるような、、、、
742:132人目の素数さん
14/04/19 13:18:17.50
応用数学だけどね
743:132人目の素数さん
14/04/19 14:37:40.00
基本的には数理論理も数学なので
他の数学の分野と大きく違うということは無いとは思う
まあ非古典論理の研究とかは数学的に高度なことをしたから
良い研究と言う訳でもないとは思うけど
744:132人目の素数さん
14/04/19 14:55:27.21
一般教養レベルの数学は最低限必要ですね。
微積分、関数論、線型代数、集合、位相。
これくらいは常識レベルとしてください。
数学基礎論や数理論理学を専攻するのであれば
実数論とかガロア理論も知っておく必要があるし、
また、測度論についても知っておく必要があるでしょう。
上記以外については研究動機やテーマによりますので
指導教官に相談してください。
745:132人目の素数さん
14/04/19 22:56:34.78
実数論って微積分の一部じゃないの
746:科学史・科学哲学
14/04/19 23:01:08.05
>>744 「一般教養レベル」とは学部2年修了レベルですか?
747:132人目の素数さん
14/04/19 23:56:22.24
ちょっとでも余計なことは意地でもしたくないみたいだな
748:科学史・科学哲学
14/04/20 01:05:37.88
>>747 そりゃあそうでしょう。数学基礎論・数理論理学をやりたいのだから、それ以外のことは最低限必要な範囲にとどめたい。
749:132人目の素数さん
14/04/20 01:09:39.71
なら師事する先生に尋ねるしかないな
750:132人目の素数さん
14/04/20 07:17:58.39
研究に向いてないと思う
数学基礎論・数理論理学やるのに
学部程度の数学やりたくないとか話にならないから
哲学系の林さんも幾何学なんかまで知ってるから
751:132人目の素数さん
14/04/20 07:29:25.17
式遊びでもやってろ。
752:科学史・科学哲学
14/04/20 08:11:40.35
>>750
>数学基礎論・数理論理学やるのに
>学部程度の数学やりたくないとか話にならないから
なんで?専攻範囲以外は必要最低限にとどめたいというのは当たり前でしょ?
たとえば、日本経済史の研究で経済学博士を取りたい場合、ミクロ経済学の知識は学部レベルですらいらないよね。
それと同じようなこと。いらないことはしたくない、早く本丸に取りかかりたいということ。
753:132人目の素数さん
14/04/20 08:53:11.52
こんなところで油売ってないで
さっさと本丸にとりかかってください。
754:132人目の素数さん
14/04/20 08:58:27.67
その必要最低限の範囲ってやつが事前に確定できると思ってんのか?
755:132人目の素数さん
14/04/20 09:04:58.18
ゆとりなんだろう(笑)
756:132人目の素数さん
14/04/20 09:16:16.70
>>>747 そりゃあそうでしょう。数学基礎論・数理論理学をやりたいのだから、それ以外のことは最低限必要な範囲にとどめたい。
違うな。お前は数学基礎論・数理論理学をやりたいのではない。
「博士号」という称号が欲しいだけなのだ。
数学が好きで好きでしょうがない人間でなければ、
博士号まで息が持たない。
お前には無理だよ。
757:132人目の素数さん
14/04/20 09:27:36.92
>>756
それは
数学基礎論・数理論理学が数学に含まれることを前提としてるね。
多分>>752の認識は違うんだろう。
758:132人目の素数さん
14/04/20 10:44:10.03
なんで>>752が経済史を例に出すのか分からんけど
数理論理というのがあくまで数学の一分野であって
16世紀数学史とかそういう歴史の研究とは全然違うというのは分かってる?
数学史をやりたいならここじゃなくて数学史やってる人のところで聞いた方が良いよ
759:132人目の素数さん
14/04/20 10:50:19.25
それどころか一種の応用数学。
数学のあらゆる分野が必要になる可能性あり。
760:132人目の素数さん
14/04/20 15:26:35.58
必要になったら勉強するという態度でも何とかなると思うけど、
勉強する範囲を限定するのはムリだろ。
特に数学基礎論・数理論理学なんて適用範囲広いんだし。
761:132人目の素数さん
14/04/20 15:36:06.74
必要になったらその都度勉強します
というスタンスの人は>>738みたいなことを書かないもんな
762:132人目の素数さん
14/04/20 22:35:32.06
>>752
> なんで?専攻範囲以外は必要最低限にとどめたいというのは当たり前でしょ?
> たとえば、日本経済史の研究で経済学博士を取りたい場合、ミクロ経済学の知識は学部レベルですらいらないよね。
> それと同じようなこと。
全然違う。
今でも日本だけが数学基礎論って時代遅れで哲学っぽい(裏を返せば数学っぽくない)呼び方をしてるが
世界中での常識的な呼び方としてのMathematical Logicつまり数理論理学は
論理学で現れる諸概念を研究の題材としてるだけで道具立ても手法も
代数学や幾何学などの通常の数学とほとんど何も変わらない。
それらの道具を適用する対象が違うだけ。
だから現代において数理論理学で良い仕事をしようとすれば現代数学のさまざまな道具を身に着けておくのが不可欠。
時代遅れの哲厨くずれな人間が基礎論屋を気取って棲息する余地なんてのは現代の高度に技術化され抽象化された
数理論理学には残ってないんだよ。
日本から数理論理学で良い仕事が出ない理由は相も変わらず「数学基礎論」なんて哲厨な名前を有難がってるから。
海外で数理論理学の教科書のタイトルに"Foundations of Mathematics"なんてのを使って出版するなんてのは今や有り得ない.。
日本だけだよ、「基礎論」とか"Foundations"って言葉を今でも素人ファンじゃなくてプロの数理論理学屋が有難がって使うのは。
763:132人目の素数さん
14/04/20 23:12:17.02
大したロジックだね
764:132人目の素数さん
14/04/20 23:22:19.40
「数学基礎論」という字面に哲学臭さなんてあるか?
教養課程の科目名みたいだとは思うけど
765:132人目の素数さん
14/04/20 23:54:36.44
>>762
素人ファンはどうすりゃいいんだよ?
766:132人目の素数さん
14/04/21 00:12:08.42
おかしいと分かっていても一度普及した呼び方は変え難いんだよね
適切な呼び方を新しく考えだしても相手に通じなければ意味がないし、
逆に変な呼び方であっても相手に通じるのであれば問題ない
昔の化学では「質量作用の法則」という奇妙な訳語があったのを覚えてる人もいるだろう
マスゲームを「質量ゲーム」と訳すようなもんだ
今ではまともな訳語に直ってるけどね
767:132人目の素数さん
14/04/21 00:18:46.01
完全性定理と不完全性定理では「完全」の意味は異なるが呼び方を使い分けようとは誰もしてない
768:132人目の素数さん
14/04/21 01:33:09.02
完備性定理ぐらいにして欲しいよね。
769:132人目の素数さん
14/04/21 07:38:54.20
>海外で数理論理学の教科書のタイトルに"Foundations of Mathematics"なんてのを使って出版するなんてのは今や有り得ない.。
Kunenがつい最近出してたけど……
770:132人目の素数さん
14/04/22 08:45:24.79
岩波文庫の「不完全性定理」って今、
書店で手に入れることできますか?
771:132人目の素数さん
14/04/22 17:14:02.61
絶版にはなってないから、売ってるところでは売ってるだろ
だが、そもそも岩波なので最初から入荷してないトコロもおおいし
取り寄せもへたすりゃ断られるかもよ
おとなしく amazon で買ったほうがいい
772:132人目の素数さん
14/04/24 19:16:42.98
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| ` -'\ ー' 人 私は死なないわよ。
| /(l __/ ヽ、 でも最近一寸太ったかしら。
| (:::::`‐-、__ |::::`、 ヒニニヽ、 Windows ver.10 で
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773:132人目の素数さん
14/04/26 16:29:47.71
普通の数学での主張を述語論理での主張に書き換える場合
pのときqとなる
に対応するのは
p |- q
|- p→q
の何れが適当なのでしょう?
774:132人目の素数さん
14/04/26 17:18:50.62
普通に数学を使うときに使う論理は自然演繹に最も近いから
どっちもでも良いんじゃないの。
そういう使い分け自体を意識しないと思う。
775:132人目の素数さん
14/04/26 18:08:37.24
ご回答ありがとうございます.
ヒルベルト流のシステム上で表す場合も
どちらでも良いのでしょうか?
776:132人目の素数さん
14/04/26 18:32:58.17
束縛変数を適当に選んでおけば同値な条件だから、気にするほどのことではない
777:132人目の素数さん
14/04/26 18:59:39.81
> 束縛変数を適当に選んで
とはどういったことでしょう?
778:132人目の素数さん
14/04/26 20:49:04.10
公理なら |- p→q
定理なら p |- q
じゃないの?
779:132人目の素数さん
14/04/26 22:55:50.80
>>773
> pのときqとなる
この命題全体を証明したいならば
> |- p→q
pを前提としてqを証明したいなら
> p |- q
780:132人目の素数さん
14/04/26 23:48:49.75
再帰的可算な理論の全てを解釈できるような再帰的理論ってありますか?
781:132人目の素数さん
14/04/27 10:43:49.70
解釈できる、とは、どういう意味ですか?
782:132人目の素数さん
14/04/27 22:06:30.07
>>770-771の岩波文庫が丸善にあったので買ってみた。
第6章にこうある。
また、多くの数学者は、彼らの「社会基盤」である共通言語としての集合論に、認識論的な安全性などは求めていない。
集合論が数学の本質とも考えていない。多くの数学者は、集合論を数学を記述しやすい言語、つまり、道具と考えており、
数学の本質はそれ以外にあると思っている。集合論は、いわば価値に対する貨幣である。
それが「表現」する価値にあたる「真の数学」は、どこか別のところにある。これが多くの数学者のメンタリティーであり、
そのことは、第二次世界大戦に公理的集合論を数学の基礎の実質標準とすることに貢献したフランスの数学者集団
ブルバキの見解に、見事に表れている。
ブルバキは、公理的集合論を数学の基礎としながらも、
「もし、未来にそれが破綻しても数学は必ずや新しい表現を見つけるだろう」という信念が、数学者を落ち着いた
気持ちで仕事に専念させるのだと書いたのである。
783:132人目の素数さん
14/04/28 17:58:04.93
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784:132人目の素数さん
14/05/01 14:05:40.75
体の理論を含む体系において∀x(inv(x)=inv(x)⊃¬(x=0))は証明可能ですか?
785:132人目の素数さん
14/05/16 18:32:42.38
RCFは完全だそうですが,加法単位元の定項記号0,逆元の関数記号^{-1}に対して,0^{-1}=0は証明可能ですか?
786:132人目の素数さん
14/05/17 08:48:32.89
RCFは環論の言語L_ringで書かれた公理系で
x≠0→∃y. x・y = 1 などの公理を満たすもの、
というふうにモデル論の教科書には書いてあるよ。
785が参照した本ではどうなってる?
787:132人目の素数さん
14/05/20 22:43:07.22
お返事遅れてすみません.
わたしが見た本にも関数記号^{-1}を使ったものはありませんでした.
つまり,これ使って公理を∀x. x≠0→x・x^{-1} = 1
と書くのはまずいということですか?
788:132人目の素数さん
14/05/21 21:23:55.41
そのように書いても理論にはなるけど、
そう書いたら0^(-1)の値については公理系で一切言及されず、
どう決めてもどうでも良い、ということになる。
本質的には一つに定まるはずのモデルが、0の逆元を
便宜上どう決めるかだけの為の不定性のために
互いに同型でないいろんな構造が出来たりしてしまうので、
モデル理論的には相当都合が悪いと思う。
普通の代数学として考えても気持ち悪いし。
789:132人目の素数さん
14/05/21 23:28:26.54
∀x. x≠0→x・x^{-1} = 1 に加えて
例えば0^{-1}=0も公理とすれば完全性は保たれますね.
790:132人目の素数さん
14/05/22 21:27:25.66
完全性ってどういう意味での完全性?
791:132人目の素数さん
14/05/22 22:28:08.46
任意の閉論理式またはその否定が証明可能という方です.
792:132人目の素数さん
14/06/30 01:27:09.48
イラストレーターで収入が少ないからと30代後半で漫画家になろうとする、ひきこもりのバカ発見。
足立区に住んでいるそうだ
URLリンク(inumenken.blog.jp)
793:132人目の素数さん
14/07/01 15:20:47.40
数学や論理学は絶対的な確実さを持ってるよね
ただ科学は帰納をその基礎に置いてる
それを自覚する頭のいい人間なら
その観点で断定的な話はあまりしないだろうね
自然科学
→実験データの結果
社会科学
→客観的な事実の集合
論理学
→論理的な整合性
数学
→論理的な証明による実証
バカ
→論拠なしの妄想?
学のなさってこういうところで出るよね
論外って言葉を知らないらしい
794:132人目の素数さん
14/07/01 20:44:59.51
数や図形や論理の概念は、「合理的」、
つまり生物の生き残りのために有利な道具になるからこそ生じて
発展してきたんじゃないの?それを正しいと言って良いんだろうか
数学や論理学の真理はなぜ正しいのかと言うと、
それを正しいと規約するからとしか言えないんじゃないか
あと自然科学と社会科学を793のように風に区別するのは変だと思う
795:132人目の素数さん
14/07/01 21:11:47.31
社会科学を客観的な事実の集合と思っているのなら、認識を改めるべき。
アンケート調査なんて文面の解釈に幅があるし、国勢調査でもない限り、必ず調査対象に漏れがある。
さらに、これらの不備の大元には人間の心理的・文化的・世相的・etc...な曖昧で捉えどころのないファクターが絡んでおり、
確率的に予測することすら不可能ときてる。
796:132人目の素数さん
14/07/01 21:27:31.03
>>795
実証的学問としての社会科学を舐めてはいけない。
一つ一つは僅かな手掛かりを膨大に積み重ねて事実を確定していく作業はそんなにあやふやなものではない。
797:132人目の素数さん
14/07/01 21:32:48.75
それってつまり一つ一つは客観的ではないってことでは
798:132人目の素数さん
14/07/01 21:33:14.24
憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を容認する
799:132人目の素数さん
14/07/01 21:59:44.28
>>797
数理パズルの大部分は客観的ではないことになるな
800:132人目の素数さん
14/07/01 22:01:02.96
なんでそうなる
801:132人目の素数さん
14/07/01 22:43:08.13
社会科学だから
802:132人目の素数さん
14/07/02 06:45:28.03
Nik WeaverのForcing for mathematicians面白そうだね
forcingの理論についてはどれくらいself-containedなんだろう?読んだ人居る?
803:132人目の素数さん
14/07/02 18:53:11.00
神戸大学のサマースクールで強制法の講座があるみたいだね。
URLリンク(kurt.scitec.kobe-u.ac.jp)
804:132人目の素数さん
14/07/07 22:52:57.70
強制法って、なんか無理矢理やらされるっていう語感がやよね
805:学習院の学部生
14/07/28 21:10:10.76
Graham Priest教授の論文(dialetheism)を読んで衝撃を受けました。
数理論理と哲学的論理をきっちり勉強したいと思います。
806:132人目の素数さん
14/07/28 23:24:50.74
最近Jechの強制法のところを証明はほぼ全て飛ばして眺めてて
やっと強制法が何をしているか大体のところが(数年越しに!)分かって来た。
ブール値モデルとかを齧りもしないで
(Cohenのオリジナルじゃなくて現代的な)nameの超限再帰的定義とかを
始めて読んで何をやりたいのかピンとくる人は天才だと思う。
genericityは未だに謎。どうも代数位相幾何とか代数幾何にも
同じgenericという似た概念があるらしいけど、そっち方面は知識無いから分からん。
807:132人目の素数さん
14/07/31 07:53:32.64
俺もかれこれ強制法の名を聞いてから4年は立つのだが
いまだにジェネリックフィルターの後がついていけない
難儀なものである
しかし強制法は今や現代数学最大の武器、使わざるをえまい!
808:132人目の素数さん
14/07/31 08:02:29.38
>>805
すまぬが、具体的にプリーストのどの論文に衝撃をうけたのか
御教示願いえないだろうか?
わしはプリーストの非古典論理を安価で手に入れ勉強した記憶があるのでな
>>804
強制法はForcingどうやら本来はゴリ押しという言葉に近いそうじゃ
>>803
注目しておる
>>799
文章題に関しては複数に問題を解釈ができるものである
809:132人目の素数さん
14/07/31 08:21:07.60
お薬ジェネリックにしますか?
810:132人目の素数さん
14/07/31 12:25:15.27
>>808
>>799へのコメントは意味不明だ
811:806
14/08/14 20:45:19.05
>>809
田中一之先生が、米国留学したらデカイ看板に
generic filterの宣伝がされていてさすがはロジックの先進国だと思ったら
ノーブランドの煙草のフィルターのことだったとか冗談を書いてたね。
でも集合論のgenericってのも割とそういうニュアンスっぽいんだよね。
体の超越拡大の超越元とかと似たような感じで、
Mのある要素との関連が別の元との関連より深いようなことがなくて、
"ノーブランド"だ、みたいな雰囲気。
あとどうも強制概念の実例を色々勉強して、
それぞれの場合でgenericであることから何が言えるか
見てみるのが理解の早道っぽい。
JechにCohen forcingでGがgenericであることから
Cohen実数∪Gがω上の全域関数であることが結論する、
とか書いてあるのはそういう意味だと思う。
812:132人目の素数さん
14/08/15 23:31:41.97
では強制法について解説しよう!
連続体仮説はω1=2^ω0だった。
ω0の次に大きなものが2^ω0であることはわかっている。
ω1は非可算である。
さて、ω0とω1の間の無限を取り出すとしよう!
813:132人目の素数さん
14/08/15 23:35:31.91
つまるところ
ω0とω1を使ってω0.5をつくってみよう、
だだし直接表現できないので間接的にやりたいがためである。
やっぱ挫折
このサイトがわかりやすい
URLリンク(samidare.halfmoon.jp)
814:132人目の素数さん
14/08/15 23:45:08.03
(・∀・)
815:132人目の素数さん
14/08/16 00:12:47.74
そのサイト、3ページ目みて何でこんなに分かってないのに
自分が強制法の解説できるつもりになれるのかと小一時間(ry
なんか圏論スレとかでも似た奴居たけど
816:132人目の素数さん
14/08/16 05:30:22.89
強制法についてちょっと面白いのは、基礎論嫌いだった
Bourbakiが考えたfilterという概念が集合論で一番活きているということ
(尤もfilterの考案者のCartanはさほど嫌いじゃなかったようだが)。
それからもっと面白いのは、
Cohenは最初かなり構文論的なものとして考えていたのを
Solovayとかがブール代数値モデルを使ったものとして整備して、
さらにShoenfieldがブール代数を経由せず直接モデルを拡大する
(その代わり何をやってるのか大変分かりにくい・但し
半順序の自由度を最後まで殺さないので使いやすい)
方法を考え出した。つまり内包→外延という順序になっている。
Cohenは後年にあれはもう自分が考え出した強制法じゃない、という態度であったらしいが、
面白いのが、実はCohen自身がGoedelのLの理論は
公理から要請される操作の閉苞を取っているだけで、数学ではよくある議論なのに
無意味に構文論的にごちゃごちゃした議論をしている、という
(正に的確な)感想を当時から持っていたと言うこと
("The discovery of forcing"だったか"The origins of forcing"だったかに書いてある)。
つまりどちらも最初に内包的手法で見出されて後に外延的に明快に理解されている。
普通、現代数学では先駆者の幾何学的な明快なイメージがあって
あとから代数学的・構文論的で厳密な証明が付いてくるという
数学観を持っている人が多いが、最先端の茫漠とした未知の世界で
真に新しいものを探求するときは案外逆のパターンが多い、と言う一例になっている。
これは他の分野でも同じことだと思うけどね。
817:132人目の素数さん
14/08/16 05:58:07.27
>>816
最後の段落は数学をよく知らない人の印象でしかない。
「数学者の名声は、その人の行ったまずい証明の数に比例する」って言葉もあるくらい、先駆的な論文はゴチャゴチャとしている。
竹内外史はソロヴェイのブール代数値モデルを「天才のアイデアの平凡化」と言っている。
818:132人目の素数さん
14/08/16 06:57:16.40
本当に、Cohenがどうしてあんな驚異的なテクニックを思いついたのかが知りたくて
色々Cohenの書きものなんか読んだりしたけど、未だに良く分からないんだよね
ただ、Cohenは代数位相幾何(ジェネリック性)とか
Bourbakiの位相の理論(フィルターとか)とかの
いわゆる「普通の」数学の素養がロジックの専門家よりずっとあったから
forcingに到達することができたのではないか、という気はしてるけどね。
819:132人目の素数さん
14/08/16 07:02:19.98
>>805
こんなのがあるよ、きちんと到着して、まだ読んでない状態だけど。
URLリンク(www.amazon.co.jp)
URLリンク(www.amazon.co.jp)
>>816
idealを代数で、近傍を位相で使っていればfilterがでてくるのが自然。
ブルバキ同人は基礎論ぎらいでなく
基礎論に詳しいエルブランが早逝したから基礎論が不得意。
820:132人目の素数さん
14/08/16 07:11:52.17
ヴェイユとデュドネが基礎論嫌いだったのは割と大きいと思うよ
彼らの書きものには、数学基礎論は他の数学の分野とは
全然関係ない分野で、まともな数学者はこういうことには煩わされない、
みたいな(俺らが読むとプチンと来ちゃうようなw)記述が結構ある
821:132人目の素数さん
14/08/16 07:19:45.26
>>817
数学の勉強が、既にある山道を登山するようなものだとしたら
数学の研究は、草ボウボウの道無き道を藪漕ぎして新しい道を切り開くようなものなんだよね。
真っ暗闇の中で目的物を探して手探りで進むようなものだ、とか言う人も居るけど。
実はこの二つはかなり別のもので、
それを理解できないで大学院を終えてしまう人は東大にも京大にも多い、
ということだと思う。
822:132人目の素数さん
14/08/16 07:28:57.51
>>817
未解決予想を立てる人は、しばしば定理の証明以外の
全てを完璧に見通している、みたいな文章もみたことあるけどね。
幾何化予想とかは割とそんな感じだと思う。
先駆者の直観は、後世の整理された理解より
遥かに混沌に満ちている、ということなんだろうか。
823:132人目の素数さん
14/08/16 08:02:20.62
>>822
「偉い人は全てお見通し史観」ってあるよね
おかげでヒルベルトは哀れなピエロ扱いだ
824:132人目の素数さん
14/08/16 08:18:49.04
不完全性定理発見あたりの時代の歴史について
良く勉強するとヒルベルトが恐ろしく偉大な学者だったことが分かるんだけどね
林晋さんもそのクチだと思う
825:132人目の素数さん
14/08/16 08:36:29.26
あれか、先駆者・開拓者は問題と一見大して関係が深くなさそうでいて
うっすら関係があるようなちょっと離れた周辺事項について
山のような知識を持っていて、そういう非常に重層的な視点から
定理や証明のあり方を探っている、ということなんだろうか
826:132人目の素数さん
14/08/16 22:00:28.26
大学受験生です。証明論や計算論と其の周辺や、数理論理学に興味があります。
京都大学を志望しているのですが、工学部情報学科と理学部のどちらがカリキュラムが適しているでしょうか。
827:132人目の素数さん
14/08/16 22:03:18.02
そういうはっきりした目的があるなら、京理は除外を考えた方が良いでしょう
828:132人目の素数さん
14/08/16 22:41:56.46
>>826
東日本なら東北大
西日本なら神戸大
をお奨めします
829:132人目の素数さん
14/08/17 00:52:15.30
まだ大学以前なんだから、大学で色々学んで
少し興味の方向が変わるということもあると思うけど
数理論理で有名なのは寧ろ神戸の
URLリンク(kurt.scitec.kobe-u.ac.jp)
このグループだと思うけどね(ただ、計算論の専門家は居ないけど)
数学じゃなくて計算機科学に重点を置くのならまた違うんだと思うけどね
830:132人目の素数さん
14/08/17 08:33:09.44
>>813
の強制法の解説って正確なのでしょうか?
831:132人目の素数さん
14/08/17 10:11:19.20
>>815を見よ
832:826
14/08/17 23:31:47.48
>>827-829
ありがとうございます。西日本に住んでいます。京都大学が近いです。
推論と計算の構造、論理の限界、計算量の質の違いなど理論的なことが気になりますが、
プログラミングやソフトウェアや人工知能などの工学的なことは殆ど興味がありません…。
工学的なことを勉強するくらいなら寧ろ、整数論やトポロジーや微分方程式などのほうが好きです。
情報学科に入って、実用的な授業ばかりだったらどうしよう、と悩んでいます。
役に立たない、とは思いませんが、興味がないとツラそうです。
理学部数理論理学科があれば理想なんですが…。
833:132人目の素数さん
14/08/18 00:15:16.02
いちおうRIMSには照井先生っていう
それなりに有名な偉い先生も居る
京大出身じゃないから学部時代からどれくらい関わりが持てるのかは知らんけど
834:132人目の素数さん
14/08/18 13:14:35.62
>>826
工じゃ数学の勉強は無理。
計算論も今や数学の基礎体力養わないと厳しい。
835:132人目の素数さん
14/08/19 12:25:55.23
ぐだぐだ言わんと理学部行け
836:132人目の素数さん
14/08/19 14:21:43.50
数学科に行って勝手に本読みまくればええんやで
837:826
14/08/19 17:09:14.09
みなさん意見ありがとうございました。
判断しかねるので照井先生にも訊いてみることにします。
838:狸 ◆2VB8wsVUoo
14/08/20 10:09:11.28
狸
>20 :KingMathematician ◆LoZDre77j4i1 :2014/08/17(日) 08:52:07.23
> 自然数の 0, 整数の 0, 有理数の 0, 実数の 0, 複素数の 0, ring の 0 を述べなくてはなるまい.
>
>25 名前:KingMathematician ◆LoZDre77j4i1 :2014/08/19(火) 21:45:08.56
> 自然数の公理が知られている今は 0 は自明である.
> Ring の範囲で自然数から複素数に拡大できる.
> 公理的集合論で 0 をどう定義するかは集合論の事であり本来の数学の話ではない.
>
>27 名前:KingMathematician ◆LoZDre77j4i1 :2014/08/19(火) 23:55:07.47
> 公理的集合論より前にも数学はある.
>
>29 名前:KingMathematician ◆LoZDre77j4i1 :2014/08/20(水) 00:53:06.14
> Re:>>28 零の法則を満たす. a+0=0+a=a.
>
839:132人目の素数さん
14/08/20 22:15:14.55
独立命題とは、その公理系から真偽決定不可能な命題で、
より高度な数学を用いれば解けるかもしれないんですよね?
それとも、どんな数学を使っても絶対に解けないのですか?
840:132人目の素数さん
14/08/20 22:25:24.67
まずは真偽と証明可能反証可能の区別から
841:132人目の素数さん
14/08/24 04:56:56.22
数理論理学の初心者です。
ShoenfieldのMathematical LogicとEndertonのA Mathematical Introduction to Logicとではどちらがおすすめですか?
842:132人目の素数さん
14/08/24 08:43:48.84
Endertonの方が新しい分良いんじゃないの