数理論理学(数学基礎論) その11at MATH
数理論理学(数学基礎論) その11 - 暇つぶし2ch27:132人目の素数さん
12/01/03 19:39:36.38
無限論の教室(野矢茂樹)
「ラッセル集合、つまり「自分自身を要素としてもたない集合」ですが、
 これもまた、可能無限的観点からすれば、そういう集合を集めてくる
 際限もない作業があるにすぎません。こうした生成するものとしての
 集合というイメージのもとでは、「自分自身を要素に持つ/持たない」
 ということも考え直さなければなりません。「ラッセル集合」とは、
 そうした作業遂行の方法に付けられた名前に過ぎません。それは決して
 完結した全体として対象化されえないものですから、それが要素になる
 とならないとかいうのはナンセンスなのです。(p.167-168)」

これがブラウアーの見解かどうかはともかくとして、この主張は、
直観主義論理によって内包公理を救うものではなく、むしろ、
内包公理を否定しているわけで、単に集合論に難癖つけてると
しか思えん。


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