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高浜原発1号機、劣化か 圧力容器もろくなっている恐れ
朝日新聞 2012年4月21日7時23分
関西電力高浜原発1号機(福井県)で、
高いほど劣化が進んだことを示す原子炉圧力容器の「脆性遷移(ぜいせいせんい)温度」(2009年時点)が95度となり、
国内では九州電力玄海1号機の98度(同)に次いで高いことが、関電が20日に大阪府市に提出した資料で示された。
原発の老朽化問題が改めて論議を呼びそうだ。
圧力容器は、原発の運転にともなって出る中性子を浴び続けると次第にもろくなり、
トラブルなどで急激に冷やすと割れる恐れがある。
金属の粘りがなくなる境目の温度が脆性遷移温度。