14/06/30 18:20:46.13 vIWUIakz0
東電:地下水バイパスグループ1排水の経過を追記。
南放水口海水サンプリング結果に大きな変動なし。
地下水バイパス排水に関するサンプリング結果(南放水口付近)(PDF 118KB)
URLリンク(www.tepco.co.jp)
東電:明日7月1日から9月上旬にかけて4号機、共用プールの天井クレーンの年次点検を行うため、燃料移送作業を一時停止する。
4号機から共用プールへ移送状況
URLリンク(www.tepco.co.jp)
移送済み燃料(体) 1188/1533
移送燃料の種類(使用済:1166体/1331体、新燃料:22体/202体)
キャスクの輸送回数 54回
更新日:2014年6月30日
NHK
H4タンクエリア漏えいに関する報告書について、Sr90を指標にして回収率を出した意図は。
東電:濃縮塩水はベータ核種が支配的、Srとその娘核種がほとんど。
Sr90を指標として管理すれば大丈夫だろうということで。
全ベータはなかなか正確な値を出すのが難しいのでSrでベータをしっかり管理する。
分析作業はいつからやっていたか。
東電:土壌を回収した時にボーリングも実施、全体的にどう判断するかまとめてきた。
漏洩したすぐ後に回収は始めているが全体像が決まるまでに時間がかかった。
25年8月に漏えい、まとめるのに10か月程度時間がかかった。
試算では80%が回収でき、残りはタンクなど構造物の下に回り込んでいるというが回収できるか。
東電:基礎や無線局舎などの下にとどまっていると考えている。
タンクリプレースのタイミングを見て調査回収したい、無線局舎は難しいがタンク下にたくさんあると思っている。
その結果を踏まえて次の対策を検討。
排水溝を通じて海へ出て行った分はあまりないとみているのか。
東電:未回収分最大20%という考え方があろうかと思うが、基礎の下にどのくらい入っているのかは今は分からない。
土堰堤を乗り越えて排水溝に入って出て行ったという可能性もあるが、海洋の調査結果に大きな変動は見られていない。
海に大きな変動をもたらすほどの量ではないだろうと思っている。
側溝の壁面に高い汚染が見られたので、少なからず海へ出て行ったとは考えている。
IWJ
H4エリア漏洩の最終報告書について、漏洩量とかの評価はこれで確定か。
東電:あくまで状況証拠から推定したもの。
最終報告という形でまとめて規制庁に提出、必要があれば今後も改訂がなされる。
放射能の回収量が80%と試算したというが、これは全ベータだけか。
東電:タンク内の水を分析、かなり支配的な核種はベータ。
Csもあるが高濃度汚染水と比較すればかなり下がっている。
トリチウムは水と同じような性質を持っているのでかなり下までしみ込んでいるだろう、どこまで回収すればいいのかは議論が必要。
他の核種もかなり少ない、Sr90を管理しておけばかなり大丈夫だろうということで。
回収できなかったトリチウムが地下水バイパス揚水井No12から出ているのか。
東電:他にも何カ所か濃縮塩水が漏えいしているので判断が難しい、可能性としてはある。
土壌の放射能でCsが10^4というがこれがフォールアウトの影響か。
東電:すべてがそうか、と言うと難しい。
ボーリングをすると大体同じくらい出てくる、汚染がない場所でボーリングをすると、10^3くらいで少し低い。
こういうところから、地表面はかなり汚染されていて、そこにタンクの基礎を作って、そこへ濃縮塩水が漏えい。
今回のCsは全体的に均一に出てくるのでフォールアウトの影響が大きいだろうと判断。