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日立三菱水力がラオスから受注 国内最大の水力発電設備
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日立三菱水力（東京都）は３０日、ラオス最大のダムで利用する水力発電設備
を受注したと発表した。メコン川の支流のナムニアップ川に建設される
「ナムニアップ１水力発電所」で、タービンや発電機の設計・製造などを
一括して請け負う。受注額は未公表。
ナムニアップ１水力発電所は、コンクリートダムとしてはラオス最大で、
貯水量は黒部ダムの１１倍の規模をもつ。出力は計約２９万キロワット。
ラオス国内だけでなく、タイの電力供給もまかなう。同発電所の建設は、
昨年１１月に大林組が受注。２０１９年１月の運転開始を予定している。
日立三菱水力は日立製作所と三菱電機、三菱重工業の水力発電システム
事業を統合し、２０１１年１０月に発足した。