14/10/14 07:38:48.29
>>153 >>161 >>165
ありがとう。あのあと妹が来てずっと話してたのでレス出来んかった。すまん。
新しい研究室が不安なんだと思う。大人ななのに、仕方ない奴だとも思う。
けど、妹はとにかく研究もなんでも心をこめてやる。単に思い込みが激しいだけなのかもしれないが、
「学位のためにとりあえず」みたいな考えはしてない。
甘いのかもしれないけど、研究が好きみたいだ。すごく情熱があると身内ながら思う。
だから不正をした小保方が同じように「情熱があるから、いいひとだから」
という理由で擁護されるのが、余計に気持ち悪いのだと思う。
早稲田の決定とか下村大臣の評価のニュースを見て、実際、よく吐いていた。
教授の件も、心をこめて作ったものが思いもよらぬ方向に利用されるたのが
辛いんだと思う。普通に使うのは構わないんだろうけど盗作のようにされるのは
「学位のために」我慢することも難しいんだと思う。
俺も、これは、法律や制度の問題じゃないと思うんだ。気持ちの問題だと思う。
不正がココまで擁護され、猶予されるのは研究者たちの気持ちをへし折る。
研究者は自由を求めてる。頭の中の自由だけど、自由に発想することを。
でも、そこには科学者の義務がついて回る。
科学的でありなさい。不正などしてはなりません、という義務が。
科学の方法を守れるようになるには厳しく、
数学や物理化学の法則など勉強もたくさんしなければならないけど
それを理解することで、自由に発想する事が許されるようになる。
発想の自由と科学者の義務、その二つは不可分なんだと思う。
そのために、科学的であろうとする努力に人生をつぎ込む。
でも、下村と早稲田は、科学者にそんな自由はないと言ってのけた。
基本的人権はひとしく誰にでもあるが、それを過剰に守るためには
科学者の義務など捨てるという態度を表明し、開き直った。科学者の自由を奪ったんだ。
科学者は科学の謎と向き合って一喜一憂しているのに、
捏造、改ざん、剽窃、そういう人為的な悪意やそれを許す雰囲気とも戦わなくては
ならなくなった。その首謀が事もあろうに現政権とその出身校だとしたら、絶望的にさえなる。