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⑥2012 年4 月27 日、小保方氏は神戸研究所(2013 年4 月から神戸事業所)研究倫
理第一委員会においてSTAP 現象に関する説明を行い、その研究内容は、同委員
会の内部委員であった松崎文雄GD 及びオブザーバーの竹市センター長の知ると
ころとなった。なお、西川GD も内部委員であったが、既にSTAP 現象を認識してい
た(上記⑤)。その際、小保方氏はSTAP 細胞をiPS 細胞と比較し、その優位性に
言及した。
⑦2012 年6 月6 日にセル誌へ投稿し不採択となった原稿には切り貼りのなされた
TCR 再構成データが含まれており、この一部が2013 年3 月10 日投稿のネイチャ
ー誌アーティクル論文の切り貼りされたTCR 再構成のデータとして使われている。
このころ、小保方氏は、若山氏の支援を受けてSTAP 細胞から胎盤形成に寄与す
る幹細胞を樹立する研究に取り組んだ。