14/08/08 06:05:43.78
強制力はないから提言はほとんど無視。改革委員会は提言は実行されないかもと危惧して監視委員会の設置を求めていた。
本委員会の役割は、STAP問題の背景にある原因を分析し、理研に対し提言を行うことである。しかしながら、いかなる提言も理研がこれを真摯に受け止め、実行しなければ意味がない。
第3に述べたとおり、STAP問題の背景には、規程などを作ったもののその実行が伴わなくても漫然放置される理研の体質、このような自らの問題点に自覚的でない理研のガバナンスのあり方があり、
ゆえに本委員会は、理研が本委員会の提言に基づいた改革を十分に実行しないのではないかと、危惧を感じている。
したがって、本委員会は、外部有識者のみで構成される「理化学研究所調査・改革監視 委員会」の設置を提言する。
監視委員会は日本学術会議等と連携し、適宜その援助、助言を得るなどの方法で、理研の改革の実行に適切に科学コミュニティ及び社会の意見を反映させるものとする。
監視委員会の使命は、第一に提言の3項及び4項、すなわち専門部会を設置し再現実験の監督、及び論文検証を行うことであり、第二に、理研の改革を着実に実行するため、本委員会の提言に基づく改革の実行をモニタリング・評価することである。
第三には、研究不正内部通報窓口を含む研究公正推進本部の業務に関するモニタリングを行うことである。