14/07/07 14:01:33.05
173 :名無しゲノムのクローンさん:2014/07/06(日) 22:04:28.02
瀬尾 高橋先生は,多彩な視点から研究を考えていらっしゃるなあと思っています。例えば,理化学研究所は,加齢黄斑変性の新たな治療法の開発をめざすバイオベンチャーとして(株)ヘリオス(旧:(株)日本網膜研究所)を認定していますが,
一時期,同社の取締役もされていましたよね。そのことを知って,研究全体をマネジメントする立場においては,単純に研究だけをしていればよいわけでもないのだとあらためて感じたんです。
同社の鍵本忠尚社長と面識があるのですが,聞いた話では高橋先生は商才もお持ちだとか。
高橋 それは鍵本社長のお世辞だと思うのですが(笑),確かに「(株)日本網膜研究所」だったころの運営にはかなりかかわっていましたね。そこで初めてビジネスの面白さや重要性を理解することもできました。
ただ,大学や研究機関の方々からは「“そっち側”へ行くな」とたくさんの忠告も受けたんです。忠告のなかには「そういうことを考えちゃいかん」と,利益につながるものを考えること自体,反対する声もあったりして……。
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