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STAPで「ネイチャー」反省 過去の教訓生かされず
科学・環境 2014/07/04 09:36【共同通信】
英科学誌ネイチャーは4日、撤回に至ったSTAP細胞論文の問題は、
過去の論文不正問題の教訓が生かされず、理化学研究所の笹井芳樹副センター長ら
共著者の名声だけで掲載を決めてしまったために起きたとする分析記事を掲載した。
今回の問題は、2005年に発覚した韓国ソウル大の黄禹錫教授による
人クローン胚性幹細胞(ES細胞)の捏造問題に続く苦い教訓になったとしている。
記事によると、編集部は、過去の論文から表現の盗用がないかを調べる
コンピューターソフトを使って調べたが、その論文が当時、ソフトに組み込まれておらず、
STAP論文が無断で引用した部分を発見できなかった。
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