14/07/03 22:37:02.15
なんかこの人↓匿名の人の話死んじゃってる。俺が書いたんですけどw
大隅典子の仙台通信
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2014年 04月 18日
STAP細胞関連ブログコメントなどより転載
Commented by LiveCell at 2014-04-18 08:41 x
ライブセルイメージングの開発を行っている者です。話題になっているので、イメージを見てみました。
セティングはx10オブジェクティブ、DICイメージの質が悪いのでおそらくプラスティックボトルかディッシュ
、自動焦点機能を使用、といったところでしょう。興味深いのは蛍光非発現の細胞が減っていること。
細胞死によるのであれば、死んだ細胞のカスが残りますが(DICでは白く光って見える)、きれいに無くなっているので
何かによって処理されていると考えられます。この系ではおそらくマクロフェージの類だと思います。
では、マクロフェージであればイメージ中に見えているはずですが、最初の方のイメージ中にはありません。これは自動焦点機能による
マジックでしょう。たぶん、輪郭抽出による自動焦点機能が使われていると思いますが、この場合、焦点はディシュ表面ではなく、
丈のある物体(イメージでは球形の細胞)の方に当たります。
Commented by Live Cell at 2014-04-18 08:42 x
続き
マクロフェージのようなディシュ表面にべたっと付くタイプの細胞はこの条件では見にくいはずです。後半に行くに従い、
激しく動く細胞が見えだしますが、これは球形の細胞が減ったため、自動焦点がディシュ表面に移動し、見え始めたと思われます。
もし、この激しく動く細胞がSTAP細胞であれば、蛍光発現細胞に由来するはずですが、このイメージング条件ではディシュ表面に居る細胞が
分からないので何とも言えません。が、マクロフェージに補食されたと考えた方が合理的なように思います。焦点をディシュ表面に固定化するか
z-スタックを取ってイメージングすれば答えは簡単にでます。おそらく、蛍光発現細胞がマクロフェージに補食されたイメージが取れると思います。