14/07/02 19:54:10.83
小保方晴子研究ユニットリーダーらがネイチャーに発表したSTAP細胞の
2本の論文が2日、正式に取り下げられました。
複数の深刻な間違いが見つかったことが、その理由だとしています。
これで新型万能細胞の作製に成功したという世界的に注目を集めた研究成果は、白紙に戻る結果となりました。
正式に取り下げられたのは、理化学研究所の小保方リーダーらが「ネイチャー」に発表した
「article」と呼ばれる論文と「letter」と呼ばれる論文の2本です。
このうち、STAP細胞の作製方法などを示した「article」については、
ことし4月、理化学研究所の調査委員会が画像のねつ造などの不正があったと認定し、
小保方リーダーらに論文の取り下げを勧告していました。
また、細胞の万能性を説明した「letter」についても、実験には使われていないはずの2種類の細胞が
データから見つかり、それぞれ万能細胞の一種、ES細胞と胎盤を作るTS細胞と似ているなど
新たな疑義が次々と指摘されました。
論文の取り下げは2日午後7時ごろ、ネイチャーのホームページで発表されたもので、
著者から複数の深刻な間違いが見つかったと申告があったことを明らかにしています。
理化学研究所は現在、STAP細胞が本当にあるのかどうかを調べる検証実験を行っていますが、
論文の正式な取り下げで新型万能細胞の作製という世界的に注目を集めた研究成果は、
発表から5か月で科学的根拠を失い、白紙に戻る結果となりました。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)