14/07/02 12:15:30.63
>>66
解説
loxP-stop-loxP-GFPという配列をES細胞に遺伝子挿入する
stopが邪魔してGFPは転写されず、光らない
ところがCre-loxP特異的組み替えという仕組みにより、Creタンパクを加えるとloxPに挟まれた部分が切断されて、loxP-loxP-GFPとなる
loxP-stop-loxP-GFP + Cre→loxP-loxP-GFP
こうなるとGFPが転写され、発光するようになる
つまり、このトリック細胞はCreタンパクを加えると好きな時に光る手品のタネにつかえる
そしてこの手品のタネを相澤は普段から作ってる
URLリンク(onlinelibrary.wiley.com)
loxP-PFG-Pxol + Cre→loxP-GFP-Pxol
こういうスイッチングも可能なので、GFP配列を反転させたものもインバースPCRで周辺配列を読むべき