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>>871
理研予算 使い方に問題と指摘
07月01日 11時26分
財務省は、独立行政法人の理化学研究所が、備品の調達費用を抑えるための購入計画を作らず、
ノートパソコンをまとめて購入しないで平成24年度には230回以上個別に購入するなど、
予算の使い方に問題があると指摘しました。
財務省は毎年、予算の使い方を調査していて、1日、今年度の調査対象とした75の事業のうち、
調査が終わった58件の結果を公表しました。
この中で理化学研究所は、神戸市などの3つの事業所で、年間を通じた備品の購入計画がなく、
平成24年度に購入された10万円以上の備品のうち、ノートパソコンが238回、個別に購入されていたほか
実験に使う検査キットも75回、個別に購入されていました。
このうち検査キットについては、平成20年度の調査でも財務省が調達費用を抑えるため
一括購入などを求めていましたが、今回も是正されていなかったということです。
このため財務省は、一括購入などの取り組みが十分でないとして、
予算の使い方に問題を指摘し改善を求めました。
このほか今回の調査では、大規模災害への対応策を検討するためとして、
自治体に専門家を派遣する事業について「効果が高いとは言い難い」として
抜本的な見直しを求めるなど、6件の事業に廃止を含めた見直しを求めています。
財務省はこの調査結果を、来年度予算案の編成に反映させることにしています。