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STAP検証「小保方氏参加で決着する」 理研
2014/6/26 22:49
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STAP論文問題で小保方晴子氏が所属する理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の竹市雅俊センター長は26日、
報道各社のインタビューで、STAP細胞の有無を調べる検証実験について「小保方氏がやることで最終的な決着がつくのではないか」と述べた。
野依良治理事長も同様の考えを示しており、4月に理研が始めた検証実験に小保方氏が参加する見通しとなった。
小保方氏はすでに検証実験に助言しているが、実験そのものには立ち会っていない。
参加の条件として、竹市センター長は監視カメラで実験の様子を撮影し、細胞培養装置を鍵で管理するなど「不正行為ができない環境を整える必要がある」と指摘した。
外部の研究者が実験に参加し、客観性を確保すべきだとの考えも示した。
STAP細胞の有無については「(解析された遺伝子の情報など)間接的な証拠は否定的だと認識している」と語った。
ただ「決定打ではなく、最終的には科学的な実験で決着をつけるべきだ」と強調した。
自身の処遇について問われると、「当面は研究者たちの研究環境を確保することが重要」と答えた。
センターに所属する研究者の雇用を維持し研究を継続させるために「責任を果たす」と語り、当面は辞任しない考えを示した。