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竹市雅俊センター長 朝日新聞社のインタビュー 2
―共著者の若山照彦山梨大教授は、保存していたSTAP幹細胞が、自身が提供したマウスからつくられたものではなかったとする遺伝子解析の結果を発表した。
若山さんに情報をもらい、CDBでも検証し、同じ結果が出た。
―小保方晴子ユニットリーダーの研究室には、ES細胞を示すラベルが貼られた容器があった。
中の細胞は、小保方氏から「STAP細胞」として渡されたものから若山氏がつくった「STAP幹細胞」と、似た遺伝子の特徴があったという。これもSTAP細胞がES細胞だと示唆しているのではないか?
この点については、CDBでより詳細な遺伝子解析を行う予定だ。まとまったらきちんと公表する。
―CDBでの遺伝子解析の結論が出れば、STAP細胞が存在するかどうかは結論が出るのか。
残念ながらそうとは言えない。遺伝子解析はやってみないと分からないという問題がある。
―そもそも物理的な刺激でさまざまな細胞に変わる能力をもつ細胞ができるという「STAP現象」の存在も疑われている。
残された細胞やデータからだけでは、STAP細胞の存在の有無を証明するのは非常に難しい状況になっている。そんな状況の中では、STAP現象の真偽の検証が、より根本的な検証になる。STAP現象が存在しなければ、細胞も存在しないからだ。
―もしSTAP現象が存在したとしても、論文作成時にSTAP細胞やSTAP幹細胞が存在したかどうかは結局、わからない。
それはそうだ。
―STAP現象の検証実験はどうなっているのか? 小保方氏は参加しているのか?
まだ公表できるようなデータが出たとは聞いていないが、7月か8月には中間報告をする。小保方さんとは連絡を取り合って進めており、いずれ検証実験にも参加してもらう。もちろん、不正が絶対に起きないような環境の中で行う。