14/07/27 23:03:40.17 UWFbVC1u
観察中に気が付いたことですが、
例えば、目の前に壁があります。これは現実の事物ですが、イマジネーションでボールを作って
壁に目掛けて投げて、それが壁をすり抜けていくように合成していくと、
実際に、ボールは壁をすり抜けます。
とすると、どこかで、現実の壁は、空想の壁に変化していることになります。
次に己の肉体を意識して、それが消えてしまうようにイメージすると、実際に意識の上では消えてしまいます。
つまり、現実の肉体は、ある時点でイメージの肉体に変化したことになります。
要するに、われわれが見ているこの世界は、観念と事物が入り混じった世界だということが出来ます。
「対人恐怖症」などは、恐らく、事物に観念が投射されて、自分で作ったお化けに自分で驚いている状態でもあると思われます。
空想のボールが壁をすり抜けるように、どこかの時点で、事物としての「人」(これも観念ですが)に観念(恐怖体験などの記憶)が混入しています。
事物としての人や物が、観念化された人や物に変化するということをよく理解しておくことが悟りにつながるような気もします。