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ニコラ・テスラ考案の100年前の無線送電構想、ロシアで復活か
ShibaX2 曰く、 ロシアの物理学者たちが、100年も昔に発明家ニコラ・テスラが計画していた無線の送電システムを復活させようとしているらしい(Make:)。
テスラの構想は、巨大なコイルを使い遠距離へ効率的に送電、最終的には世界中に無線で電力を送るというもので、
実際にウォーデンクリフ・タワーという送電施設を造ったという。 しかし途中で資金が枯渇し、計画はやむなく中止された。
現代版の計画では、砂漠に大規模な太陽光発電施設を造り、そこからの送電方法としてテスラの構想を使うという。
そのための実証実験として、小規模な送電システムを作るために現在クラウドファンディングで資金を募集している。
URLリンク(www.zaikei.co.jp)
20世紀初頭の電気工学のカリスマ、ニコラ テスラは驚くべきテクノロジーを夢見ていた。
「世界システム」、なんとも大胆不敵なネーミングだが、実体はそれを凌駕していた。
電力を、地球上のあらゆる場所に、無線で供給するというのだ。
原理はまるでSF。まず、非常に長い波長をもつ定常波を地球の表面に発生させ、その定常波に電力をのせて、地球のあらゆる場所に送電する!?
ここで、定常波とは、振幅(波の大きさ)、波長(1周期の波の長さ)、速さ(波が移動する速度)が同じで、
進行方向が真逆の2つの波が、重なり合ってできる波である。高校で物理を選択した人ならピンとくるだろうが、
定常波は上下に振動しているだけで、移動しない。この定常波に電力をのせるというのが、テスラの「世界システム」だった。
一見、妄想にもみえるが、テスラはこの装置を試作している。1899年、標高2000mにある町コロラドスプリングズに建設されたウォーデンクリフ・タワーだ。
テスラは、このタワーから、電力と情報を送信する実験を行ったという。問題は実験が成功したかどうかだが、よくわからない(たぶん、失敗)。
ところが、テスラ亡き後、シューマンという学者が、地球の地表と電離層との間に、極めて長い波長をもつ定常波を発見したという。
もちろん、これで、テスラの理論が立証されたわけではないが。
URLリンク(www.benedict.co.jp)