14/09/21 18:07:53.65 zQfNdprV0
特に酷いのは若年層だ。私は若い大学生達と接する機会が多いのだが、年配層とは違い
野球の話に殆ど食いついてくれない。若い世代の野球離れはかなり深刻であると言えよう。
バスケットボールやフットボールの方が見ていて激しく、プレイステーションで育った若い
人達の感性に合う。更にはステロイド使用中に広くした球場でステロイドを使用せずに野球
をすると、極端にホームラン数が減ってしまった。やたらとノーヒットノーランが増えてしまい
「野球通」しか好まないピッチャー中心の渋い野球が増えすぎた事も人気が落ちた原因だと思う。
私はそれが悪いとか良いとか言っているのではない。そういった事も野球人気が落ちた原因
の一部であると言っているだけだ。野球にファンを呼び戻そうとする立場からすれば、
真剣にラッキーゾーンの創設などを考える時季なのかもしれない。そうでなければ、若者が抱く
「野球は年寄りの気ダルいスポーツ」というステレオタイプを払拭する事は出来ないだろう。
今後野球はどうなるのだろうか?多分、日本の相撲のようになるのだと思う。バスケットや
フットボールの後塵を拝する事は疑いようがないが、サッカー(MLS)などの他のスポーツに
すら人気で脅かされるようになる可能性が高い。長期凋落傾向に歯止めを掛けたければ、
よほどマーケティングに力を入れる必要があるが、一度飽きさせた人達を再び球場に引き戻す
のは至難の業であろう。
人気がなくなれば、お金が集まらなくなる。そうなれば、優秀な人材の確保が難しくなり、
見せる物の質にも影響してくる。そんなこんながスパイラルのようにますます人気凋落を
助長する。まさに相撲と同じ道だ。栄枯盛衰は時代と共に変わってしまうのだ。
それは誰にも止められない。ジャズと同じく、後20年もすれば、ベースボールと言う名の古き良き
アメリカは古典と成り果ててしまうのかもしれない。
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