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済美・安楽、弔辞でプロ宣言「監督さんのために活躍します」
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２日に亡くなった愛媛・済美高監督の上甲正典氏（享年６７）の葬儀・告別式が４日、松山市内の斎場で営まれた。
教え子のＭＡＸ１５７キロ右腕、安楽智大投手（３年）が弔辞を読み「今、ドラフト１位の目標に向かって歩んでいます。監督さんのためにプロ野球で活躍します。
それが僕ができる最高の恩返し」とプロ志望の決意を述べた。
これまで進路について明言していなかった安楽。弔辞を読み終えたあと、全文のコピーが報道各社に配布されたが、実は「プロ野球で活躍します」
という言葉は載っていなかった。弔辞を読むうち、本人が付け加えたようだ。
初めての“プロ宣言”。１０月２３日のドラフト会議で指名されるには今後、プロ志望届を提出する必要がある。その時期について、中矢太部長（４０）は
「最終的に９月の中旬以降になると思います」との見通しを語った。葬儀・告別式には約１２００人が参列。
出棺時に済美高野球部員らが脱帽して見送り、安楽は号泣した。