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左投げ、左打ちの選手だけで戦う「レフティー野球大会」が、東京都杉並区成田西１の善福寺川緑地野球場で開かれた。
同区立小ＰＴＡ野球協議会が「おそらく世界初の試み」として２年前にスタート。
開会式では左手を挙げて選手宣誓し、参加した４１人全員で右手のグラブを掲げて記念写真を撮るなどユーモアたっぷりに楽しんだ。
通常とは逆に時計回りに走塁するルールで、通常の三塁がここでは「一塁」になる。
試合では、打って思わず一塁側に走ってしまう選手、どこへ送球したものかと立ちすくんでしまう内野手など、攻守ともに戸惑うシーンが続出。グラウンドは笑いに包まれた。
杉並スーパーシニア所属の斉藤典夫さん（６５）も快音を発しながら一塁方向へ。「途中で気づいて回り直した。面白いよ」と笑顔を見せた。
協議会長の二村好彦さん（６９）は「時計回りに走ると、速い人でも２��３秒遅くなると言われる。左利きに限らない『逆回り野球』も始めてみたい」とアイデアを練っていた。
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通常とは逆に一塁からホームインする選手。捕手も左利きだ
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