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実際、優勝したドイツは代表23人中16人が国内リーグ組(W杯開催時、以下同)だった。
それに対して日本はFW本田圭佑(ACミラン)、FW香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)、DF長友佑都(インテル)ら海外組が中心で12人。
昨季J1得点王のFW大久保嘉人(川崎)をサプライズ招集したが、国内組はわずか11人だった。
欧州との距離の壁で連係に費やす時間が取れなかったことが敗因だというのが星野監督の分析だ。
6月に胸椎黄色靱帯骨化症の手術を行った後は朝、昼、晩3度のウオーキングによるリハビリ以外の時間は「読書とテレビ」(星野監督)で過ごした。
楽天の試合がない時は自然と開催中だったW杯観戦に時間を費やすことになり、日本代表と世界の差を実感。
59日ぶりに現場復帰した24日の練習では「ブラジルは遠かった」とジョークで笑わせたが、現地観戦に勝るとも劣らないほどの真剣さで観戦した。
2008年北京五輪では代表チームを率いる難しさも経験しており、いずれの発言もただの思いつきではない。
闘将はサッカー人気も気にかけており「W杯代表に国内の選手を選ばないとJリーグが盛り上がらないだろ」とも話す。
確かに観客動員でJリーグは野球に大きく後れを取っており、
2013年プロ野球は2204万7491人(1試合平均2万5517人)だったのに対し、
J1が527万1047人(1試合平均1万7226人)と伸び悩んでいる。
代表が国内チームに数多くいることでJ人気が上がる。それが代表強化にもつながる―というのが星野理論。
アギーレ新監督も“闘将の直言”に耳を傾けてもいいかもしれない。