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メジャーリーガー抜きの真の侍ジャパンは空論 11月の日米野球代表6選手発表(江尻良文)
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11月に開催される、侍ジャパンvs大リーグ選抜の日米野球に出場する第1次
日本代表選手6人が17日、発表された。
「6人は17年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の中核になる
選手たちだ。誰もが認める日本のトップ選手だと思う。現在の年齢からプラス
3歳を考えて選んでいる」
この日の会見で侍ジャパン・小久保裕紀監督は胸を張った。発表された6選手は、
両リーグを代表するエース、オリックス・金子と広島・前田、加えて楽天・嶋、
巨人・坂本、日本ハム・中田、オリックス・糸井。
だが「3年後のWBC」どころではない。広島・前田は今オフに入札制度での
メジャー移籍が確実視される。日米野球が惜別の舞台であり、メジャー相手の
真剣勝負の腕試しの場になる。
オリックス・金子は国内FA移籍で巨人入りが有力視されている。が、メジャー側
が関心を示しており予断は許さない。糸井にしても一昨年オフに日本ハムから放出
されたのは、入札制度でのメジャー移籍を要求したから。球団側は懲罰的な意味も
込めてトレードに出した。
オリックスはメジャー移籍を容認しないと強調している。しかし本社創業50周年
の今季、96年以来18年ぶりの優勝、首位打者も獲得して移籍を希望すれば可能性
はある。年俸もチーム最高の2億5000万円(推定)から大幅アップが必要。
健全経営の方針になじまないからだ。
スター選手の流出が止らない以上、次代の選手育成が必要だ。が、WBCで勝つ
には日本人メジャーリーガーの参加が絶対条件になる。昨年の山本ジャパンが決勝
にも進出できなかったのは、日本人メジャーがゼロだったからだ。
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メジャーを1人でも多く出場させるため、大リーグ機構とのルート作りが最優先事項だ。