14/07/06 22:45:15.51 r8smvKVV0
>>572
昔は見合いという強制力を通じて人口再生産が共同体の
管理下に置かれていたが、欧米で発達した宮廷恋愛(今で
言うキャバクラにおける擬似恋愛のようなもの)が資本主義
を駆動する個人消費と結合した事で、資本家によって強力に
PRされるようになった。
これに伴い、恋愛の結果(即ち副産物)たる人口再生産が
共同体の管理から外れ、私的なものとなった。
これにより、育児コストは私的な営利行為の結果として「受益
者負担」として共同体ではなく、各個人が負担するようになる。
にもかかわらず、近年の日本は養育コストを社会保障の一環
として引き受け、その負担を独身者に掛けようとしているが、
これは私有財産権の重大な侵害であるとともに、恋愛の著しい
非平等性を完全に無視した(独身者は負担軽減のために好き
好んで独身・非婚状態にあると言う断定)極めて愚劣な考えで
ある。
恋愛の結果たる結婚および出産・子供の養育は100%私的行為
の帰結である以上、社会で負担する事は重大な憲法違反である
と言わざるを得ない。