オティヌス「さて、とある禁書キャラが戦うスッドレの時間か」at NEWS4VIP
オティヌス「さて、とある禁書キャラが戦うスッドレの時間か」 - 暇つぶし2ch52:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/07/19 00:06:53.287 cn3Dp4X/0.net
テッラ「なっ…」
唯一「折角の武器を失っちゃいましたね」スッ
ドドドドドッ!!
テッラ「あ、が…げふぅ!?」ガシャーン!!
唯一「……私の体術は、直接的なパワーこそありませんが、複数の打点から血管内部の血液を振動させて大量の気泡を発生させます。生身の人間ならものの数秒で死ねますよ」スッ
テッラ「っ……優先、する」ボコッ
唯一「まあ、数多ちゃんに第一位の『反射』を貫く技術として、半端にコピーされる程度のものですけどね」
テッラ「─気泡を下位に、人体を上位に!」スッ
唯一「おや」
テッラ「ハァ…ハァ……」グッ
唯一「よく粘りますねぇ、武器も失ってしまったというのに」
唯一「ここまでの戦況を見るに『優先』は同時に一つしか設定できず、対象も二点に限定されている。そうですよね?」
テッラ「くっ……」
唯一「まぁあなただけ手の内を晒して死ぬのもアレですし、私も一つ面白いものを見せてあげましょうか」スッ

53:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/07/19 00:14:30.803 cn3Dp4X/0.net
ボコボコボコ…
白衣の女の右腕が不自然に脈動する。
唯一「さっきあなたの小麦粉を飛ばした右手、ただ飛ばすだけじゃなく、ここと向こうを繋ぐゲートの役割もあるんですよ」
テッラ「何を……」
唯一「例えばこういうこともできるわけです」ボコッ
その右腕から粘ついた物質が溢れ、唯一の右腕全体を覆い尽くすように広がっていき、5つに分かれて各々の形を形成していく。
キメラ『』ズズズ…
テスカトリポカ「」ズズズ…
娘々「」ズズズ…
ヌァダ「」ズズズ…
プロセルピナ「」ズズズ…
唯一「……あなた、『魔神』って知っていますか?」ズズズ…
テッラ「…っ!!?」
唯一「ペイジングアナザー。''プロセルピナ''」
プロセルピナ「」スッ
ドドドドッッッ!!
テッラ「お……うぁぁあああああ!?」ズズズ…
全身緑の魔術師は、そこに形成された全てを飲み込む闇の中へと沈んでいった。

54:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/07/19 00:20:43.020 cn3Dp4X/0.net
─────
上条「木原唯一か……。結局あいつはどうなったんだろうな」
オティヌス「まぁ只では済んでいないのだろう。そうでなければ上里パニックの再来だ」
上条「そうだな」
オティヌス「左方のテッラは、幻想殺しの秘密を知っていたな。まぁ既に故人だし、その情報も今となっては不明だが」
上条「あぁ。こうして見ると、俺の知らないことばっかりだな」
オティヌス「何も全て背負う必要はない。お前はお前にできることをやればいいんだよ」
上条「……そうだな」
パァアア…
>>56 vs >>57

55:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/07/19 00:29:36.750 Rirg65nT0.net
はい

56:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/07/19 00:35:00.127 9TpdMs8D0.net
アウレオルス

57:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/07/19 00:39:49.862 Cfk/zNg8d.net
削ぎいた

58:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/07/19 00:40:11.136 sM8qTaPD0.net
削板

59:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/07/19 00:41:02.398 sM8qTaPD0.net
まさかの被りか

60:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/07/19 00:59:38.767 cn3Dp4X/0.net
アウレオルス「……疑問。私がこの空間に呼び出された意味とは」テクテク
アウレオルス「『戦闘を行い決着がつくまで出られない』か。そんな法則自体歪めてしまっても構わんが……」
削板「お、どうやらお前が俺の対戦相手みたいだな」ザッ
アウレオルス「……そのようだな。もっとも、誰であろうともそこに違いはない」スッ
削板「余程根性に自信があるようだな。じゃあ、行くぜ!」ダッ
プスッ
錬金術師は、首筋に針を刺して一言。
アウレオルス「感電死」
ビリビリビリビリビリビリ!!!!
削板「なっ…うおおぁあああ!!」ビリビリッ
プシュー…
アウレオルス「必然。我が黄金錬成(アルス=マグナ)に不可能はなし」
ムクッ
削板「……いやー、今のは驚いた。ちょっと痺れたぜ」
アウレオルス「は…?」
削板「……どうした?」
アウレオルス「……窒息せよ」プスッ
削板「うっ…!?」ピクピク…
ドサッ
アウレオルス「(想像力が不足していたか)」
削板「すぅー、…いやぁ今のは驚いた」ムクッ
アウレオルス「…!?!??」

61:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/07/19 01:16:47.675 cn3Dp4X/0.net
アウレオルス「な、何故……」
削板「何故かって?根性に決まってるだろ」
アウレオルス「根、性…?」
削板「そうだ。俺のこの胸に熱く滾る根性は、不可能を可能にする!」
アウレオルス「馬鹿な、そんなものでこの黄金錬成を……」
アウレオルス「(根性という能力などはありえない。だとしたら、奴が勘違いしている能力の正体は……?)」
削板「いくぞ」グッ
アウレオルス「(……何が来ようとも、奴の攻撃が届かないイメージを持てば問題はない……はずだ)」
削板「すごいパーンチ」ゴッ!!
アウレオルス「……何も起こらないnぐぉああっ!?」ガッシャーン!!
削板「どうだ、俺の根性は半端な根性じゃ受け切れねぇぞ」
ガラガラガラ…
ピタッ
スーッ
削板「な、なんだ……時が巻き戻っていく?」
ザッ ザッ…
アウレオルス「……釈然。貴様の超能力は私と近しいものであるらしい」
削板「……へぇ、お前も根性を力にする能力者ってわけか」

62:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/07/19 01:43:03.453 cn3Dp4X/0.net
削板「なら、俺も根性入れて立ち向かわねぇとな!」ゴッ
ゴゴゴゴ…
根性の男の目が物理的に輝き、その全身を見えざる力が包み込んでいく。
アウレオルス「だが」プスッ
アウレオルス「……死ね」
ドクンッ!!
削板「が、は…」ドサッ
アウレオルス「………」
アウレオルス「……私は私の力を、根性論などではなく論理で説明できる。それが貴様と私の差だ」
アウレオルス「根性等という曖昧で空虚な幻想を源としている時点で、貴様が勝利を手にすることは決してない」クルッ
削板「………」
削板「……おい」ムクッ
アウレオルス「!!?」クルッ
削板「……人の限界を、その根性を、勝手に定義付けて終わらせようとしてんじゃねぇよ」ザッ
アウレオルス「な、なん……何が……」
削板「俺も、さっき理解した。お前の力の正体をな」
削板「要するにお前は、『言葉のままに現実を歪める』能力者だ。違うか?」
アウレオルス「(見抜かれて、いた…?)」
アウレオルス「(…厳密には『想像を現実に変える魔術』だが、強固なイメージのために言葉が必要である点は変わらない…っ!)」

63:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/07/19 01:44:08.760 cn3Dp4X/0.net
削板「お前の力の理屈がわかっちまえば」ザッ ザッ…
アウレオルス「内から弾けよ」プスッ
削板「効かん!」ザッ…
アウレオルス「これ以上、貴様はこちらへ来るな」プスッ
削板「断る!」ダッ
アウレオルス「死ね」プスッ
削板「生きる!」
アウレオルス「全て忘れろ」プスッ
削板「そんな言葉で、俺の根性が止まるかよ!」ザッ
アウレオルス「く、くっ……!?」
削板「歯を食いしばれよ、根性無し」グッ
アウレオルス「(や、やめろ……落ち着け、私が敗北するなど、そんな『想像』をしたら……ッ!!)」
削板「超すごい…パァァンチッ!!」ゴッ!!
アウレオルス「うぉぉああああ!!?」ズシャァッ!!
ガッシャーン!!
パラパラパラ…
削板「……どうやら、お前の言葉より俺の根性の方が勝ったようだな」

64:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/07/19 02:01:16.134 gI2PDsbj0.net
面白い

65:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/07/19 02:10:28.206 kPOSNcrtd.net
第6位終わりかな

66:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/07/19 02:15:26 cn3Dp4X/0.net
─────

上条「思いのままに現実を歪めるアウレオルスと、根性で現実を歪める?削板か……」

オティヌス「似て非なる能力だな。今回は、胆力の点で根性馬鹿の方に軍配が上がったようだ」

上条「どっちの方が強いかって話になると、難しいところだよな…」

ガチャッ

インデックス「ただいまーなんだよ!」ザッ

上条「お、お帰りインデックス」

インデックス「ふんふんふふーん…」テクテク

オティヌス「なんだ、えらくご機嫌じゃないか」

インデックス「うん!今日はイギリスでたくさんご馳走を食べたんだよ!」

上条「おお、そりゃよかったな」

インデックス「もうとうまのご飯じゃ満足できないくらいかも!」

上条「この家で貧乏舌を脱すると大変なことになりますよ」

オティヌス「舌が肥えるとはまさにこのことだな」

インデックス「あ、そういえばお土産貰ったんだよ」ガサコソ

上条「えっマジで?俺達にも貴重なご飯が!?」

67:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/07/19 02:16:05 cn3Dp4X/0.net
高級キャットフード「」ドンッ

オティヌス「……生憎だが、人には食えたもんじゃないな」

上条「……いや、俺は諦めないよ。よく考えたら、ずっと対戦見てて今日何も食ってねぇからな!!」ガサコソ

インデックス「うーん……どう見てもスフィンクス用だと思うんだけど…」

オティヌス「待て人間」

上条「何だよオティヌス、俺は説得には応じないぞ」

オティヌス「いいや、言われた途端に私も腹が減ってきてな。だから、一緒に地獄に落ちてやる」ダッ

上条「理解者……!!」ウルウル

インデックス「二人とも空腹でちょっとおかしくなってるんだよ…」

ガラガラ…ピシャーン!!

禁書目録たん「良い匂いがしてきたんだよ!!」ダッ

インデックス「襖からなんか出てきたんだよ!?」

禁書目録たん「うおっ」ツルッ

ガシャーン!! ボトボトボト…

上条「ああっ…貴重な高級ご飯が…!」

オティヌス「くそっ、頭から袋を被ることになるとは……」

スフィンクス「」ムクッ

オティヌス「はっ!?」

スフィンクス「ふにゃーっ!!」ダッ

オティヌス「うぁぁああああ!? 不幸だーっ!!」ダッ

禁書目録たん「やれやれなんだよ」

インデックス「そもそもあなた誰なんだよ!?」


─今日はいつも以上に賑やかな、とある学生寮の一室なのだった。




68:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/07/19 02:25:56.488 HTeXm9ga0.net


69:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/07/19 02:27:32.429 kPOSNcrtd.net
おつかり

70:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/07/19 02:30:58.697 zZ3ZDiWF0.net
相変わらず上手くてよかった、乙

71:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/07/19 02:39:34 9SGrC1s20.net
乙なんだよ!

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