上条「ああ、とある禁書キャラが戦うスッドレみたいだ」at NEWS4VIP
上条「ああ、とある禁書キャラが戦うスッドレみたいだ」 - 暇つぶし2ch77:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/05/24 02:08:40 oZMTHJGp0.net
黒子

78:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/05/24 02:09:22 E2gTkFP20.net
上条

79:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/05/24 02:13:28 iuytPt6Br.net
まてまだどっちの土御門かはわからん

80:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/05/24 02:15:01 j78KvOIj0.net
舞夏もありか

81:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/05/24 02:18:39 bEibFzu+0.net
>>79
妹の方だったら舞夏と書くだろうとマジレス
まあこれは良カードだな。

82:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/05/24 02:19:53.360 j78KvOIj0.net
>>81
たしかに

83:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/05/24 02:24:52 n9H6TdP/0.net
─────

土御門「はぁ……寮が恋しい」テクテク

土御門「まったく、何が『戦わないと出られない空間』だ。俺と舞夏の熱い夜を邪魔しやがって……」ゴゴゴゴ…

土御門「謎の光による妨害さえなければ、今頃舞夏と○○や×××を……」

土御門「……しかもただのやましい事じゃない、『妹』との!それも…『義妹』とのにゃーっ!!」ゴゴゴゴ…

ヒュンッ

黒子「……警備員(ジャッジメント)ですの!」スタッ

土御門「なんだい、怒りに燃える俺の前に現れたテレポーターさんよ」

黒子「…先ほど、熱い夜がどうとか義妹がどうとか、おぞましい台詞を耳にしたのですが………わたくしの耳は正常ですのよね?」

土御門「あぁ。それなら間違っちゃいない。……もしかして、俺がここから出るのを手伝ってくれる系女子だったりするのかにゃー?」

黒子「そうですわね……ある意味、ここから出るのを手伝うことにはなりますが」スッ

土御門「……!」

黒子「それは決して、あなたのような野獣を世に解き放つためではありませんの!!」グッ

84:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/05/24 02:38:17 n9H6TdP/0.net
黒子「………」ヒュンッ

土御門「っ!!」バッ

レズのテレポートを視認したタイミングで、シスコンは大きく真横に飛ぶ。

ヒュンッ

黒子「(なっ…!?)」

土御門「そらっ!」ブンッ!!

黒子のドロップキックが虚空を蹴り、返す刀でその足に自らの足を引っ掛ける土御門。
そのまま勢いよく地面に叩きつけていく。

黒子「がはっ…!?」

土御門「もう一発」ブンッ

ヒュンッ

黒子「……っ」スタッ

次の拳が触れる寸前、テレポートを行使し難を逃れる。

黒子「……わたくしの転移先を読むなんて、対テレポーターの動きを既に知っているかのようですわね」

土御門「まぁな。うちの知り合いにレベル4のテレポーターがいるもんで」

85:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/05/24 02:46:13 bEibFzu+0.net
>>84
>レズのテレポートを視認したタイミングで、シスコンは大きく真横に飛ぶ。
ワラタ

86:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/05/24 02:51:51 n9H6TdP/0.net
黒子「(わたくしの身一つで抑えるのは難しそうな相手ですわね。であれば)」スッ

土御門「(……針か。手数が増えるのは面倒だな)」スッ

ヒュンッ

黒子の手に握られていた数本の針が、音もなく消えていく。

土御門「…!」ダッ

針「」タンタンタンッ

土御門「(針そのものは、奴が予め演算した座標にしか打ち込めない。つまり)」

黒子「」ヒュンッ

土御門「(……針はデコイ。黒子(おまえ)が本命!)」スッ

シスコン軍曹が取り出した物は、1枚の折り紙。
こめかみに血筋を浮かばせながら、陰陽師は力ある詠唱を言い放つ。

土御門「─黒キ色ハ水ノ象徴(さあおきろクソッたれども)。其ノ暴力ヲ以テ道ヲ開ケ(ぜんぶこわしてゲラゲラわらうぞ)!!」

直後、その手から折り紙が消え、何もない空間から水の塊が現出する。

87:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/05/24 03:01:52 n9H6TdP/0.net
バシャァアア!!

土御門「転移先を読んで放った。これでお前は、その水球に転移して飲み込まれる…!」スッ…

黒子「」スタッ

土御門「……!?」

黒子「……あなたが肉弾戦しか行わないから、不自然に思っていましたの。だから、針と『無意味な』テレポートで、ブラフをかけた」

土御門「なる、ほど…」

黒子「どうやらその『水の超能力』を使うと、何らかの反動が生じるようですわね。だから、温存した」

土御門「チッ…そこまで見てやがったか」フラ…

黒子「(こっちが『本命』。すぐに終わらせて差し上げますの!)」ヒュンッ

88:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/05/24 03:08:00 Yzdc6oek0.net
いいバトルしてて草

89:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/05/24 03:26:02 n9H6TdP/0.net
土御門「(…いいや、そいつは違うぜい…テレポーターさんよ)」

黒子「」ヒュンッ

転移した黒子が、本命のドロップキックをお見舞いするため再び出現する。
そして、

ガシッ

黒子「!!?」

土御門「」ブンッ

ドォン!!

土御門は既に黒子の足に自分の足を引っ掛けていた。そのまま先ほどやった時と同じ動作で、やはり勢いよく地面に叩きつけていく。

黒子「がっ!?っ、な…何故……」

土御門「簡単なことだ。『さっきまでのやりとりが全てブラフ』。俺の本命の一つはな、その水球でお前の転移先や移動ルートを絞ることにあった」グッ

黒子「ぐ…っっ!?」

先ほど痛めた箇所と全く同じ箇所に全体重を掛けられ、黒子はその痛みに堪える。
学園都市製の能力は、こういった痛み等で大きく集中を乱されると、演算が上手く行えず力を発揮しづらくなる。
特にテレポート等、複雑な演算を行うものであればより一層と。

黒子「っ……だ、だとしても、それだけで転移先をピンポイントに当てることなど……」

土御門「本命の一つは、と言ったはずだ。戦い始めた頃と比べて、他にも変わっている点がある。例えば、『水』」

黒子「………まさか、地面や辺り水の振動、あるいはわたくしにかかった水滴から、音で察知したと?」

土御門「それだけじゃねぇんだが……まぁ風水に馴染みのないお前に言っても仕方ないか」

黒子「く……」ムクッ

土御門「転移はさせねぇよ」ドカッ

黒子「ぐっ…!?」

土御門「俺の持つ能力とは別に、俺は『死突殺断』っつう特殊な体術を会得している。簡単に言えば、反則技を結集させた武術的なもんかな」

土御門「あまり言葉にはしたくないが……、その気になれば、お前を生きたまま死ぬよりつらい目に遭わせることもできる。幸い針とか小道具もあるしな」

黒子「………はぁ、わかりました。参りましたの」

90:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/05/24 03:36:53 n9H6TdP/0.net
土御門「じゃあ俺の勝ちってことで」スッ

土御門が彼女を地面に縫い付けている足をどける。

黒子「……なんて言うと思いましたの!?」スッ

土御門「おっとやめといた方がいいぜい。常盤台中学の白井黒子さん」

黒子「な、なんでわたくしの名を……」

土御門「俺は仕事の関係上色々知ってるもんで、まぁでもそこは深く掘らない方がいいと思うにゃー」

土御門「そこよりもほら、ここに御坂美琴の写真があるわけで」バサッ

黒子「!!?」

黒子「な、なななな、なんとっ!?」ヒュンッ

土御門「(海原のやつから借りて来たんだが……効果抜群だな)」


91:> 土御門「これ全部やるから、降参してくんね?俺と舞夏のために」 黒子「そんなことでしたらえぇ喜んで!それよりこの写真お姉さまの何気ない仕草でも見える角度によってはこんなぐふふ」パァァァ 土御門「さて、それじゃ帰るとしますか」パァァァ 黒子「ぐふふふふ……今回はこの写真に免じて許して差し上げますわ、シスコン軍曹」パァァァ 土御門「おう。そっちも精々もっと進展するんだぜい、レズ警備員」パァァァ 言葉を交わした二人の変態は、更に高いステージへと上がっていく。 ──────────



92:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/05/24 03:39:48 oZMTHJGp0.net
この>>1文章力もとある知識もすごいな

93:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/05/24 03:44:41 /ykzQ0ib0.net
鎌池和馬より文章力あんじゃね
轟ッッッッッ!!!!www

94:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/05/24 03:53:12 n9H6TdP/0.net
─────

装置「」ピピピ…ガガガガガ…ガタガタガタガタ

上条「なぁ、この装置光るのやめたと思ったら、なんかすげー嫌な音鳴らしながら揺れてるのは気のせい?」

インデックス「うーん、なんか爆発しそうで怖いんだよ。私がちょっと調べてみるね」スッ

上条「やめなさいインデックスさんや。機械音痴のお前が触ると大体ロクなことにならんから」

インデックス「あれー?このボタン押せば光るはずなのに……あ、このネジ外れそうなんだよ……、これも、これも……」ガチャガチャ

モクモクモク…

上条「インデックスさんや、お前が触り始めて数十秒で辺りに黒煙が立ち込めているのは!?これも気のせいなのか!?」

インデックス「大丈夫。私、この装置の分解方法がわかってきたかも」ガチャガチャ

オティヌス「うーんむにゃむにゃ……なんだどうした、騒々しいな」ムクッ

なんか三毛猫との死闘を終え眠りについていたマジもんの神様が目を覚ますが、二人はそれに気づくこともなく、

上条「なんか目的が変わってないか!?調べるだけのはずだっt─」

ドッカーン!!

時既に遅し。
上条が黒煙を上げる装置を奪い取ろうとしてつまづいて蹴飛ばした直後、寮の一室で大きな爆発音が響き渡る。


─サイレンの鳴り響く真夜中の空で、半透明な人口悪魔の笑い声が、どこまでもどこまでも広がっていった。




95:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/05/24 03:59:07 j78KvOIj0.net
おつ

96:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/05/24 04:04:04 LANzXuGC0.net

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