18/06/08 10:46:57.84 P+6PWTbx0
>>913
◆平壌への帰路が怖い
「米朝首脳会談、3つのシナリオ」で言えば、②の継続協議を受け入れると約束したのです。6月12日の会談で①か③の2択―「非核化受け入れか、軍事行動か」と迫りはしないとなだめたのです。
金正恩氏がシンガポール行きを恐れるのは、不在中のクーデターだけではありません。米朝首脳会談で非核化を拒否した場合、帰り道で暗殺―搭乗機を撃墜されるリスクもあるのです。
いずれにせよトランプ大統領は「何度でも会おう」と発言することで「帰り道の安全」を保証したのです。
◆「会談」には時間をかけていい
日程に関する話の中で「Take your time(時間をかけていい)」と語ったのです。「非核化」ではなく「会談」に時間をかけていい、と言っているに過ぎません。
◆段階的非核化は受け入れていない
大統領はこの会見で、もう一度「Take your time(時間をかけていい)」という言い回しを使いました。「2回目、3回目の首脳会談についても議論したか」と聞かれた時です。
この、会談の日程に関する質問に答えた際に「(北朝鮮側に)私は率直に言った。『時間をかけていい。時間をかけていい。それ(制裁)は続けるが、(決断には)時間をかけていい』」と説明しました。
繰り返しますと「トランプ大統領が段階的な非核化を受け入れた」というのは誤った認識です。もちろん交渉事ですから将来、そうなる可能性がないとは言いません。
「北が少し譲歩したら米国も見返りを少し与える」という段階的非核化に米国は合意していないのです。
◆立てこもり犯は騙していい
ただ、交渉に時間はかけることを認めた。
鈴置:その通りです。米国が時間稼ぎの余地を与えたのは事実です。
北朝鮮は人権無視の無法者集団です。トランプ大統領も韓国国会での演説で詳細に説明している。ならず者の頭目との約束を破って殺しても、誰も文句は言いません。
◆アジトから首だけ出した金正恩
鈴置:トランプ大統領はどんな手を使ってでも金正恩委員長を話し合いに引っ張り出したいのです。会談でこんこんと諭す―はっきり言えば脅す。
言うことを聞けばよし、聞かねば攻め滅ぼす。極めて明快な戦略です。
米国にとって、一番�