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2018.5.2 07:06【異聞~要衝・奄美大島(下)】
中国大型クルーズ船寄港計画と奄美・自衛隊拠点の不気味な合致
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大型クルーズ船の笠利湾への機構予想図(実際の字形データを使い、鹿児島県龍郷町の住民が作成した図を基に作成
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幕末、西郷隆盛が幕府の目を逃れるため菊池源吾と名前を変え、約3年にわたり身を潜めた奄美大島北部の龍郷(たつごう)町龍郷。
現在の南洲流謫(るたく)跡から西郷も望んだであろう笠利湾は、美しいサンゴ礁が広がり、青く穏やかな内海だ。
その一角、マリンスポーツが盛んな芦徳地区に、米大手クルーズ旅行社「ロイヤル・カリビアン・クルーズ」が、
中国・上海から九州に向かう大型クルーズ船の寄港地としてリゾートパークを開発する計画を公表したのは平成28年3月のことだ。
倉崎海岸に15万~22万トン級の大型クルーズ船が接岸できる長さ350メートルの浮桟橋を設置し、町有地などを活用してクルーズ客が利用するレストランやプール、
遊歩道などを整備するという計画で、開業は30年春を目指し、開発面積は計52万平方メートルという巨大プロジェクトだった。
毎年3月から11月までの間、週2~4回寄港し、年間30万人が来島するという計画に、経済効果を期待した町は計画を進めようとしたが、住民は反発した。
龍郷町の当時の人口は6028人。地元の主婦はこう振り返る。
「観光客と乗組員を合わせると7千人の中国人が週に2回も来ると聞いた。
中国人向けの店が増え、景観が変わり、中国人の街になるのではないかという不安がつきまとった。岬より大きな船が来るかと思うと、ぞっとした」
別の農家の男性は「突然の計画で寝耳に水だった。町の人口より多い中国人観光客を受け入れるのは無理だ。環境破壊になると反対した。
それに最初は観光だが、そのうちに土地を買うようになるのではないかという心配もあった」と話す。
想定以上の多くの反対で龍郷町は4カ月後、推進を断念する。ところがその後、代替地を探したかのように瀬戸内町の西古見集落への寄港計画が浮上したのだ。
× ×
寄港に反対したと話した龍郷町の男性は取材に対し「実は…」と口を開いた。
「いろいろなことが動き始めたのは、ちょうど奄美が水面下で大熊(奄美市)や節子(瀬戸内町)に自衛隊基地を誘致し始めたころだった。
中国側は自衛隊の動向に合わせて拠点作りを考えているのではないかと勘ぐってしまう」
これまで奄美大島には、航空自衛隊が奄美大島分屯基地に通信所を置き、海上自衛隊の「奄美基地分遣隊」に20人規模の自衛官が駐�