18/03/21 15:40:10.43 gmPlNIeVX
>>65
◆財務省局長の真意は分からない
それでは、本当はどうかは、私も分からない。太田局長の答弁スタイルは、私の趣味には合っているし、私が安倍首相や官邸の立場に立ったら、佐川氏の守りの姿勢での答弁でかえってイメージが悪くなったので、太田氏のような方向で良いというと思う。
しかし、もしかすると官邸は、悪質なマスコミや野党の餌食になるような答弁は避けて慎重にしたほうよいといっているのかもしれないし、それは、不当ではない。
それでは、次に問題になるのは、太田局長が明け透けな答弁を官邸の同意を得てしているのかどうかだが、これは不明だ。
そもそも、佐川氏の場合もそうだが、答弁は官邸の同意も得た想定問題にそっているのだが、細かいところは、答える人に任さざるを得ない。とくに、財務省の局長といった偉い人の場合はそうだ。
だから、佐川氏がその性格がゆえに官邸の想定以上に臆病な答弁をしていたかもしれないし、太田氏が官邸が肝を冷やす前向きな答弁をしているかもしれない。
そして、官邸の意向より太田氏が前向きに答えているとすれば、それが、「安倍政権のためにそのほうがよい」ということか、「安倍政権にとってどうかしらんが、財務省にとってはそうだ」と思ってのことか、そこはうかがい知ることはできない。
◆忖度という言葉は使わない方が良い
それから、おまけだが、委員会のやりとりを聞いていて、「忖度」の有無という言葉は不適切だと思った。籠池氏が安倍昭恵夫人の名前を出したり、そのほかの形で昭恵夫人が名誉校長になるとかいうことが意味があるとしたら、
それは、昭恵夫人の意を忖度することで首相にごまをするのでなく、そのことで、学校経営の安定が期待でき、不適切な払い下げでなくなるということであろう。
それは、「忖度」という言葉を持ち出されるとちょっと、「忖度するのではないが考慮材料ではある」というような分かりにくいことになってくるからだ。
普通なら、そういえばいいのだが、朝日新聞などがなにをいっても関係ないわけでないといえば、忖度だ、関与だと決めつけそうだとなると、そういう正論はいえなくなる。
困ったことであることは、「『立憲民主党』『朝日新聞』という偽リベラル」(ワニブックス)でも指摘しているところだ。