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既に3ページ以降は読めなくなってるけど
>>239-240
次の焦点は平昌五輪前日の軍事パレード
「米国が北朝鮮を攻撃する」と焦り出した韓国紙
鈴置 高史 2018年2月3日(土)
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
◆軍事作戦を念頭に語ったトランプ
鈴置:2月1日、韓国メディアが一斉に「戦争の危機」を訴えました。保守系大手紙が社説で「北朝鮮に対し米国が軍事行動に乗り出す可能性が高まった」と口をそろえたのです。
トランプ(Donald Trump)大統領の一般教書演説と、駐韓米大使の内定撤回という2つのニュースからです。確かに、1月30日の米議会でのトランプ大統領の一般教書演説は北朝鮮への先制攻撃を予感させるものでした。
大統領は「自国の市民を弾圧することにかけては世界で最も残忍な体制」と金正恩(キム・ジョンウン)政権を非難。さらに「無謀にも、米本土を威嚇する核ミサイルを間もなく持つ」と、北朝鮮の危険性を訴えました。
そして「それを防ぐためにかつてない強力な圧力をかけている」「譲歩は攻撃と挑発を招くだけ」「過去の(米)政権のような過ちは繰り返さない」と述べて、北朝鮮とは一切、妥協しないと宣言したのです。
◆「USA!」の声に満ちた議場
鈴置:今回の演説は過去のツイッターによる威嚇とは完全に異なります。一般教書演説は1年で最も重要な演説です。加えて、議場の傍聴席には「残虐非道な北朝鮮」を象徴する人々を招いたのです。
北朝鮮を旅行中に拘束され、死に追いやられた米国の大学生の家族。それに、子供の時に飢えに苦しみ、片足を失い、当局に拷問されながらも北朝鮮から脱出した難民です。
大統領が演説で彼らに触れた瞬間、議員らは一斉に立ち上がって拍手しました。彼らと大統領に共感を示したのです。そして米国人と世界の人々はテレビを通じ、その画像(北朝鮮に関する部分は開始後1時間8分22秒から)を見たわけです。
演説が終わると議場は「USA! USA!」の声で満ちました。大統領が「人権蹂躙の金正恩政権の打倒」を呼び掛け、議員がそれにも応えたのです。もう、米国は「核・ミサイル開発の凍結」などといった安易な妥協はできないでしょう。
北朝鮮の当局も一般教書演説を読んで「米国が本当に攻めて来る」とおびえたと思われます。
◆新たな挑発には報復攻撃
国連に泣きつくとは、相当にぎょっとしたのですね。
鈴置:だから韓国紙もトランプ演説で騒いだのです。東亜日報は社説「北朝鮮に譲歩する『失敗』はもうしない…『平昌以降』を伺うトランプ」(2月1日、韓国語版)で「米国は北朝鮮を最強度で圧迫するつもりだ」と演説を分析しました。
◆韓国系米国人の落馬
韓国紙が危機感を高めたのにはもう1つ理由があります。同じ1月30日にワシントンポスト(WP)が、駐韓米国大使に内定していたビクター・チャ(Victor Cha)氏の人事案が撤回された、と報じたからです。