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「尖閣諸島開拓の日」式典
01月15日 06時41分
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尖閣諸島は日本の領土だと広く示すため、１月１４日を「尖閣諸島開拓の日」と定めている石垣市で、記念の式典が開かれました。
石垣市は、政府が明治２８年に尖閣諸島を日本の領土に編入すると閣議決定した１月１４日を、「尖閣諸島開拓の日」として市の記念日に定め、毎年、式典を開いています。
１４日、石垣市民会館で開かれた式典には、市民などおよそ１７０人が出席しました。
このなかで、沖縄県の浦崎唯昭副知事が翁長知事の式辞を代読し、「尖閣諸島は我が国固有の領土であり、石垣市の皆さんも周辺海域で漁業を行うなど関わりが深い地域だ。
中国公船が領海侵入などを繰り返すなか、県としても地域のみなさんに不安を与えることがないよう、引き続き関係機関とさらなる連携を図っていきたい」と述べました。
このあと、琉球大学の高良倉吉名誉教授が講演し、琉球王国の時代から明治にかけての尖閣諸島をめぐる歴史に触れ、外交や安全保障の問題だけでなく地域の目線で歴史を学んでいくことも重要だと指摘しました。